三重県道765号長尾板屋線

三重県道765号長尾板屋線について



三重県道765号長尾板屋線（みえけんどう765ごう ながおいたやせん）は、三重県熊野市を通過する一般県道です。この道は、地域の交通網の一部として重要な役割を果たしており、長尾から板屋へと至る約7.8キロメートルの路線を持っています。

概要


この道は、熊野市紀和町の長尾地域から始まり、熊野市紀和町の板屋地域へと続きます。長尾の起点は、三重県道40号熊野矢ノ川線上に位置し、板屋の終点は、国道311号、和歌山県道・三重県道780号熊野川紀和線との交差点である板屋交差点に設定されています。

路線データ



歴史


三重県道765号長尾板屋線は、1994年4月1日に認定され、その際の起点は南牟婁郡紀和町長尾、終点は南牟婁郡紀和町板屋と定められました。その後、この道の道路区域が決定され、供用が開始されました。2007年4月1日には、自治体の合併に伴う見直しが行われ、現在の熊野市紀和町長尾から熊野市紀和町板屋へと路線が改められました。

路線状況


この県道には重複区間が存在し、三重県道40号熊野矢ノ川線との交差部分および、和歌山県道・三重県道780号熊野川紀和線との接続部分があります。これにより、地域間のアクセスが向上し、住民や観光客にとっても便利な道となっています。

地理


三重県熊野市を通過するこの県道は、自然景観が豊かな地域を走ります。特に、周辺には吉野熊野国立公園や、瀞八丁（瀞峡）などの観光名所が点在しており、多くの訪問者に喜ばれています。また、北山川の流れに沿った美しい景色を楽しむことができる点も、この道路の魅力の一つです。

沿線の特色


この県道沿いには、熊野市役所や、紀和庁舎、西山出張所などの公共施設が存在します。また、熊野市立西山診療所や入鹿中学校、小学校といった教育機関、さらに西山郵便局、熊野市紀和鉱山資料館なども立地しています。地域の様々な施設へのアクセスを良好に保つため、この県道の整備は大変重要といえます。

まとめ


三重県道765号長尾板屋線は、地域の人々にとっての生活道路として、また観光地へのアクセス路としての役割を果たしています。熊野市の自然や文化資源をつなぐ大切な道として、今後もその重要性を増していくことでしょう。

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