上呂駅

上呂駅について

上呂駅（じょうろえき）は、岐阜県下呂市萩原町上呂に位置する、東海旅客鉄道（JR東海）高山本線の駅です。1933年（昭和8年）に開業した歴史ある駅で、開業当時から使用されている木造駅舎が今も残っています。

歴史

上呂駅は、1933年（昭和8年）8月25日に高山線（現在の高山本線）の延伸に伴い、飛騨萩原駅と飛騨小坂駅の間に開業しました。開業当初は旅客と貨物の両方を取り扱っていましたが、1961年（昭和36年）8月1日に貨物の取り扱いを廃止し、1984年（昭和59年）2月1日には荷物扱いも廃止されました。1985年（昭和60年）4月1日には無人駅となり、1987年（昭和62年）4月1日の国鉄分割民営化により、JR東海の管轄となりました。

駅の構造

上呂駅は、相対式ホーム2面2線を有する地上駅です。ホームは駅舎よりもやや高い位置にあり、ホーム間の移動には跨線橋が利用されています。下呂駅が管理する無人駅であり、駅構内および周辺にはトイレがありません。また、高速（105km/h）Y字ポイントが整備されています。

駅周辺

上呂の街の中心は、かつては飛騨川の対岸にありましたが、近年では駅に並行する国道41号線沿いに商業施設が集まるようになりました。駅周辺には以下の施設があります。

上呂郵便局
下呂市立萩原北中学校
お美津稲荷神社
飛騨農業協同組合浅水支店
国道41号
浅水大橋・浅水橋：浅水大橋は駅前の自動車通行可能な橋で、浅水橋は上流にある歩行者用の吊橋です。
飛騨川（益田川）
濃飛バス「上呂駅前」バス停（高山バスセンター - 下呂バスセンター）

隣の駅

上呂駅は、高山本線において以下の駅に隣接しています。

JR東海 高山本線
飛騨萩原駅 - 上呂駅 - 飛騨宮田駅

その他

上呂駅は、歴史ある木造駅舎が残る趣のある駅です。周辺には自然豊かな風景が広がり、観光や散策にも適しています。

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