上川口駅

上川口駅

上川口駅は、京都府福知山市上小田にある西日本旅客鉄道（JR西日本）山陰本線の駅です。1911年10月25日、播但線支線の開通と同時に開業しました。当初は客貨両方の取扱いをしていた駅でしたが、1963年には貨物取扱いが廃止され、1970年には荷物扱いも廃止され無人駅となりました。その後、国鉄分割民営化を経て、JR西日本の駅となっています。2012年には駅に設置されていた自動券売機が撤去されています。

駅の構造

上川口駅は、単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線の、合計2面3線からなる地上駅です。列車の待避や交換が可能な構造となっています。駅舎は単式ホーム側にあり、島式ホームへは跨線橋で連絡しています。トイレは、1番のりばに男女共用汲取り式トイレが設置されています。駅舎内にはかつて自動券売機が設置されていましたが、現在は撤去されています。駅は福知山駅の管理下にあり、無人駅として運営されています。

1番のりばが上り本線、2番のりばが下り本線、3番のりばが上下副本線となっています。現在、特急列車の待避は行われていませんが、日中の下り普通列車の一部が3番のりばに停車します。3番のりばからは上り列車の発車も可能ですが、定期列車での設定はありません。

利用状況

上川口駅の1日平均乗車人員は、公開情報からは特定できませんでしたが、周辺環境や路線の特徴を考慮すると、比較的利用者の少ない駅であると考えられます。詳細なデータについては、関係機関への問い合わせが必要となるでしょう。

駅周辺

上川口駅の周辺には、立原郵便局（ゆうちょ銀行ATM併設）、国道9号、姫髪山、長安寺などがあります。

バス路線

上川口駅には、京都交通の夜久野線と、福知山市内自主運行バス（三岳バス）が乗り入れています。

京都交通 夜久野線：福知山駅前方面、下夜久野駅前方面
福知山市内自主運行バス 三岳バス：福知山駅・市役所前方面、上佐々木方面

これらのバス路線を利用することで、駅周辺地域へのアクセスが確保されています。

隣の駅

西日本旅客鉄道（JR西日本）山陰本線

福知山駅 - 上川口駅 - 下夜久野駅

まとめ

上川口駅は、歴史のある無人駅ながら、列車の待避が可能な構造を持ち、周辺の生活道路としての役割も担っています。利用状況は少ないものの、周辺住民にとって重要な交通拠点となっています。駅舎の改修や利便性向上のための設備更新などの取り組みがあれば、さらなる利用促進に繋がる可能性があります。将来的には、地域の活性化と連携した駅周辺開発なども検討される余地があるでしょう。

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