上往十里駅

上往十里駅について

上往十里駅（サンワンシムニえき）は、韓国の首都ソウル特別市城東区に位置するソウル交通公社の2号線に属する駅です。駅番号は207で、1983年に開業しました。この駅は、ソウルの交通ネットワークの一部として、多くの人々に利用されています。

歴史的背景

上往十里駅は、1983年9月16日にソウル特別市地下鉄公社の駅として開業しました。その後、2005年には同公社がソウルメトロに改称され、さらに2017年にはソウルメトロとソウル特別市都市鉄道公社が統合し、現在のソウル交通公社となりました。2014年には、駅内での衝突事故が発生し、約240名が負傷するという事件もありましたが、その後は安全対策が強化されています。

駅の構造と設備

上往十里駅は、相対式ホームが2面と2線から成る地下駅です。安全対策として、フルスクリーンタイプのホームドアが設置されています。改札口は新堂側と往十里側にそれぞれ2ヶ所あり、特に往十里側の改札口は内回りと外回りのホームにそれぞれ設置されており、改札内でのホーム間の移動はできません。化粧室は改札の外にあり、利便性を考慮したエレベーターも完備されています。出入口は番号がつけられており、1番から6番までの計6ヶ所があります。なお、駅におけるのりばの番号は設定されていません。

利用状況

近年の上往十里駅の一日あたりの平均利用者数は増加傾向にあり、利便性が高く周辺地域の発展にも寄与しています。この駅を利用する人々は、仕事や学業、ショッピングなど多様な目的で訪れています。

駅周辺の魅力

上往十里駅周辺には、さまざまな施設やサービスが整備されており、地域住民の生活に役立っています。たとえば、国民銀行の上往十里支店や道詵洞住民センター、医療機関であるソウルマイクロ病院が近くにあります。また、ソウル舞鶴初等学校やソウル崇信初等学校などの教育機関も周囲に存在し、子どもたちの学びの場となっています。

さらに、舞鶴峰近隣公園や清渓川も近接しているため、駅周辺には自然を楽しむことができる場所も豊富です。これにより、住民は日常的に気軽に散策やリフレッシュを行うことができる環境が整っています。

交通網

上往十里駅は、ソウル交通公社の2号線の新堂駅と往十里駅に挟まれており、優れた交通アクセスを誇ります。このため、通勤や観光に訪れる人々にとって便利な移動手段となっています。公共交通機関としての役割を果たすだけでなく、地域の交流拠点としても重要な存在です。

このように上往十里駅は、便利な交通機関としてだけでなく、地域社会の発展に寄与する様々な施設やサービスを提供している重要な駅と言えるでしょう。

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