上田将勝

上田将勝（うえだ まさかつ）は、1977年12月21日生まれ、京都府京都市出身の元総合格闘家です。パラエストラ東京に所属し、修斗世界フェザー級王座、ONE FCバンタム級グランプリ優勝など、数々の輝かしい実績を残しました。

経歴

上田選手は、南京都高校（現・京都廣学館高校）、国士舘大学とレスリングを続け、大学卒業後に八隅孝平氏の紹介でパラエストラ東京に入門しました。当初はレスリングのみに取り組んでいましたが、レスリングルールの変更を機に、2005年4月から総合格闘技の練習を開始しました。

2005年9月には、第12回全日本アマチュア修斗選手権ライト級で優勝。同年11月29日に修斗でプロデビューを果たしました。2006年3月には、第3回全日本修斗グラップリング選手権ライト級トーナメントでも優勝し、その実力を証明しました。

2008年3月28日、修斗世界フェザー級チャンピオン決定戦で岡嵜康悦選手に判定勝ちを収め、念願の王座を獲得しました。その後、2度の王座防衛に成功しましたが、2010年3月22日には勝村周一朗選手に敗れ、王座から陥落しました。

2011年9月には、ブラジルで開催されたAmazon Forest Combat 1で、ホイラー・グレイシー選手の引退試合の相手を務め、判定で勝利しました。2012年1月には、修斗サバイバートーナメント決勝で、後のRIZIN＆Bellator二冠王者となる堀口恭司選手と対戦し、判定勝利を収めました。


Bellator - ONE FC

2012年4月、Bellatorに初参戦しましたが、バンタム級トーナメント1回戦で判定負けを喫し、その後リリースされました。同年10月にはONE FCに初参戦し、バンタム級グランプリ1回戦で判定勝ちを収めました。

2013年4月、ONE FCバンタム級グランプリ準決勝でジェンス・パルヴァー選手に勝利し、同年5月には決勝戦でケビン・ベリンゴン選手に判定勝ちし、グランプリ優勝を果たしました。しかし、2014年5月にはバンタム級王者ビビアーノ・フェルナンデス選手に判定負けを喫し、王座獲得はなりませんでした。

PANCRASE

2018年5月、PANCRASE 296でハファエル・シウバ選手とのパンクラス・バンタム級暫定王座決定戦に敗れ、試合後に現役引退を発表しました。

上田選手は、レスリングで培った強靭なフィジカルと卓越した格闘技術を武器に、数々の激戦を繰り広げてきました。その活躍は多くの格闘家やファンに影響を与え、記憶に残る名勝負を数多く生み出しました。

獲得タイトル

第9回全日本コンバットレスリング選手権大会 60kg級 優勝（2003年）
第5回東日本アマチュア修斗選手権 ライト級 優勝（2005年）
第12回全日本アマチュア修斗選手権 ライト級 優勝（2005年）
修斗フェザー級新人王（2006年）
第5代修斗世界フェザー級王座（2008年）
ONE FCバンタム級グランプリ 優勝（2013年）

表彰

修斗 新人王MVP（2006年）

戦績

プロ総合格闘技戦績とアマチュア総合格闘技戦績については、詳細な記録は割愛します。

関連項目

男子[[総合格闘家一覧]]
男子レスリング選手一覧
修斗世界王者一覧
プロ[[修斗選手一覧]]
ONE FC王者一覧

外部リンク

上田将勝 (@masakatsuueda) - Instagram
上田将勝 (furuneruson) - Facebook
パンクラス 選手データ
修斗 選手データ
バウトレビュー 選手データ
eFight 選手名鑑
* 上田将勝の戦績 - SHERDOG（英語）

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