勝村周一朗

勝村 周一朗（かつむら しゅういちろう）

基本情報
生年月日: 1976年6月17日
出身地: 神奈川県横浜市
職業: 総合格闘家、プロレスラー
所属: リバーサルジム横浜グランドスラム
ニックネーム: リアルタイガーマスク
元修斗世界バンタム級王者

経歴

綜合格闘技のキャリア

勝村周一朗は、若き日には不良少年として過ごしていましたが、両親の勧めで格闘技に興味を持ち、特にプロレスから影響を受けて高校1年生の時にレスリングを始めました。その後、大学時代から修斗を学び、実績を積み上げていきます。大学卒業後は児童養護施設の職員として働きながら、格闘技を続け、彼のニックネーム「リアルタイガーマスク」もここから来ていると言われています。

勝村選手はアマチュア修斗全日本を制覇し、その後プロに転向しました。彼のキャリアは2004年に入ります。初めてのプロ試合であるマルコ・ロウロ戦では、ブラジリアン柔術黒帯の寝技に敗北し、養護施設を退職することになります。しかし、格闘技への情熱は冷めず、試合を続けて行きました。

2006年にはK-1 PREMIUM 2006 Dynamite!!に出演し、永田克彦と対戦しましたがTKOで敗れました。2007年7月にはHERO'Sでアレッシャンドリ・フランカ・ノゲイラにKO負けしました。2008年には、自らのジムを横浜にオープンし、総合格闘技活動を続けます。さらに、2009年に復帰を果たし、ZSTでの山城裕之戦ではツイスターで一本勝ちを収めました。

2010年には修斗世界フェザー級選手権で王者上田将勝に挑戦し、ニンジャチョークで勝利して王座獲得に成功しました。試合を重ねる中で、勝村選手はその存在を強く印象付けます。

プロレスリングの道

勝村は、もともとプロレスに憧れを持っており、DDTのイベントに出場したいとの思いからプロレスリングの世界にも進出しました。2013年10月に新木場で初めてのプロレス試合に出場し、以後も精力的に活動を続けます。多くの試合を経て、2015年12月にはVKF王座を獲得し、さらには2016年にスピリット・オブ・ガンバレ世界タッグ王座、無差別級王座を戴冠するまで成績を積み上げてきました。

戦績

勝村周一朗の戦績は、総合格闘技においてもプロレスにおいても多岐にわたります。彼はアマチュアからプロに至るまで、数多くの大会に出場し、数々のタイトルを獲得しています。

エピソード

勝村選手は、児童養護施設で自身の道場を主宰し、格闘技を通じて子供たちを育成する取り組みも行っています。彼の高校時代の友人であるTOKIOの長瀬智也とは長年の親友関係にあり、様々なエピソードが語られています。さらに、彼は教育者としても活動しており、生徒たちにも影響を与えています。

メディア出演

勝村選手は、テレビドラマやインターネット番組などにも出演しており、多岐にわたる活動を展開しています。特に、TBS系ドラマ『俺の家の話』では主要な役柄を演じ、大きな注目を集めました。

今後の展望

総合格闘家として、またプロレスラーとしての彼のキャリアは現在も続いており、さらなる活躍が期待されます。勝村周一朗の魅力は、リング内外で多くのファンを魅了し続けています。

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