上相浦駅

上相浦駅（かみあいのうらえき）は、長崎県佐世保市新田町に位置する松浦鉄道西九州線の駅です。地域の足として、人々に親しまれています。

歴史

上相浦駅の歴史は、大正時代に遡ります。

1920年（大正9年）3月27日：佐世保軽便鉄道（後の佐世保鉄道）が山口停留場として開設。当初の駅は、現在の場所とは異なり、相浦川の対岸に位置していました。
1922年（大正11年）1月18日：停車場への変更が認可。
1922年（大正11年）6月1日：上相浦駅に改称。
1936年（昭和11年）10月1日：佐世保鉄道の国有化に伴い、鉄道省に移管。
1962年（昭和37年）10月1日：貨物取扱を廃止。
1970年（昭和45年）10月1日：荷物扱い廃止。無人駅となる。
1987年（昭和62年）4月1日：国鉄分割民営化により、JR九州松浦線の駅となる。
1988年（昭和63年）4月1日：第三セクター松浦鉄道への転換に伴い、同社西九州線の駅となる。
1992年（平成4年）7月15日：列車増発に対応するため、交換設備を復元。撤去されていた上り線を復旧し、ホームを増設。
2024年（令和6年）3月：駅名標がリニューアルされ、漢字表記と最寄りの高校名（佐世保特別支援学校）が追加。

駅構造

上相浦駅は、相対式ホーム2面2線を有する地上駅です。構内には踏切があり、ホーム間の移動に利用されています。無人駅であり、駅舎はありませんが、待合室が設置されています。駅の近くには自動販売機コーナーもあります。

かつて国鉄時代末期には、有蓋車を改造した駅舎が設置されていた時期もありました。

のりば

駅には、案内上ののりば番号は設定されていません。

利用状況

2019年度の1日平均乗降人員は568人です。

駅周辺

駅周辺には、以下の施設があります。

相浦地区公民館
佐世保西郵便局
上相浦保育所
佐世保市役所相浦支所
佐世保市立相浦小学校
相浦幼稚園・東相浦幼稚園
相浦警察署
長崎県立佐世保特別支援学校
飯盛神社
洪徳寺
愛宕山

隣の駅

松浦鉄道西九州線

快速：大学駅 - 上相浦駅 - 本山駅
* 普通：大学駅 - 上相浦駅 - 本山駅

上相浦駅は、地域の生活を支える大切な駅として、これからも多くの人々に利用され続けるでしょう。

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