上組町 (八戸市)

上組町（かみくみちょう）は、青森県八戸市の中央に位置する地区です。ここでは、その地理的な特徴、地名の由来、そして歴史について詳しく解説します。

地理

上組町は八戸市の中央部に位置し、以下の地域と隣接しています。

北：新荒町、上徒士町
東：常番町
南：大字糠塚字平中、大字糠塚字桝形
西：根城一丁目

地区の面積は24624平方メートルです。八戸市中心市街地の区域、長者地域に属しています。

地名の由来

上組町の地名は、南部八戸の城下町に由来します。この地域は、城下の西南端を防衛する足軽町として機能していました。「城下の Location 上手に形成された足軽組の町」という記述が、その由来を物語っています。

歴史

沿革

上組町の歴史は、明治時代の地方行政制度の変革とともに始まります。

1872年（明治5年）：町村役人廃止により大区小区制による地方行政制度に改められ、八戸城下は九大区二小区の42村に改められました。しかし、この時点では上組町の名は見られません。
1889年（明治22年）4月1日：町村制施行により、上組町は三戸郡八戸町に属することになりました。
1929年（昭和4年）：市制施行に伴い、上組町は八戸市に属するようになりました。
1975年（昭和50年）2月1日：根城地区の住居表示が実施され、上組町の一部が根城一丁目に変更されました。

このように、上組町は時代の変遷とともに、その姿を変えてきました。

関連項目

八戸町
八戸市中心市街地

上組町は、八戸市の歴史と文化を伝える重要な地名の一つです。その地理的な位置、地名の由来、そして歴史的な背景を知ることで、八戸市に対する理解を深めることができます。特に、城下町としてのルーツを持つこの地域は、八戸市の発展において重要な役割を果たしてきたと言えるでしょう。

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