下上津役

下上津役について

下上津役（しもこうじゃく）は、福岡県北九州市八幡西区にある地名であり、難読地名として知られています。地域は、下上津役一丁目から四丁目までの町で構成されており、住居表示制度も実施済みです。郵便番号は807-0075です。

地理的な位置

下上津役は、八幡西区の中央から西側にかけて位置し、周囲にはいくつかの地域があります。北方向には沖田や三ケ森、北東には中の原、南東には町上津役西、南には大平や大平台があり、西側には塔野や下上津役元町に接しています。

河川の存在

この地域には、二級河川である金山川と準用河川の建郷川が流れています。特に建郷川は、下上津役四丁目の南側を西へ流れ、三丁目の東側から北西方向へ流れる金山川と合流します。

地域の特徴

下上津役の一丁目から三丁目は国道200号の西側にまとまっており、四丁目は国道211号に向かう細長い形状をしています。地域内には病院、商店、飲食店、学校が並んでおり、生活基盤が整っています。具体的には、一丁目には中尾小学校や八幡西消防署上津役出張所、二丁目には愛宕神社、四丁目には区役所上津役出張所や特別支援学校があります。

歴史

下上津役の地域である二丁目付近には古くから集落が存在していました。集落の東側には水田があり、西側は山林で、地域の自然環境が豊かであることが示されています。

地名の由来

この地名の由来は、延喜式に記載された地名「夜久の駅」にあります。時代が経つにつれ「夜久」は「役」へと変わり、さらに上津と下津に分かれました。このことが上津役の名前の由来とされていますが、下津役は現在も存在していません。下上津役は、上津役のさらに上下に分かれた名称の一つです。

沿革

1984年6月1日に下上津役一丁目から四丁目が新たに設立され、現在の町名が存在するようになりました。

世帯数と人口

2025年3月31日現在の世帯数と人口に関する情報が北九州市から発表されています。国勢調査による人口の推移や世帯数も記録されており、地域の人口動態が把握できます。

学校区

下上津役に住む場合、市立小・中学校に通う場合の学区に関する情報があります。

交通機関

地域内にはバス路線が運行されており、主要な系統やバス停の情報が提供されています。主な道路には国道200号と国道211号、県道281号下上津役折尾線が含まれています。

施設梗概

下上津役には、以下のような公的機関や施設があります：

• - 役所・公的機関: 八幡西区役所上津役出張所、八幡西消防署上津役出張所
• - 教育施設: 北九州市立中尾小学校、特別支援学校、下上津役幼稚園
• - 金融機関: 八幡沖田郵便局、塔野簡易郵便局
• - 商業施設: ハローデイ下上津役店、西松屋八幡上津役店
• - 公営住宅: 市営塔野団地
• - 寺社: 愛宕神社
• - 公園: 下上津役の各丁目に公園が整備されています。

このように、下上津役は多様な地域的特徴を有する町であり、歴史と現代的な利便性が調和した場所です。

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