下油井駅

下油井駅

下油井駅（しもゆいえき）は、岐阜県加茂郡白川町白山に位置する、東海旅客鉄道（JR東海）高山本線の駅です。山間の静かな場所にあり、周辺は自然に囲まれています。

歴史

下油井駅は1928年（昭和3年）3月21日に、高山線（現在の高山本線）の白川口駅 - 飛騨金山駅間の延伸に合わせて開業しました。開業当初は旅客と貨物の両方を取り扱っていました。

1947年（昭和22年）には、下りホームに待合所が設置され、利用者の利便性が向上しました。しかし、1968年（昭和43年）10月1日には貨物の取り扱いが廃止され、1984年（昭和59年）2月1日には荷物扱いも廃止されました。1985年（昭和60年）4月1日には無人駅となり、簡易委託が開始されました。

1987年（昭和62年）4月1日の国鉄分割民営化により、JR東海の駅となりました。2014年（平成26年）には、キハ75形の導入に伴い、ホームのかさ上げ工事が実施されました。

駅構造

下油井駅は、相対式ホーム2面2線を有する地上駅です。2つのホームは跨線橋で繋がっています。古い木造駅舎が特徴で、かつては駅員が配置されていましたが、現在は無人駅となっています。駅舎内には自動販売機と郵便ポストが設置されています。

のりば

下油井駅のホームは以下の通りです。

1番線：下り（飛騨金山方面）
2番線：上り（岐阜方面）

駅周辺

駅周辺は山間の小さな集落で、住宅は多くありません。主な施設としては、以下のものがあります。

白川下油井郵便局
見知食作館（下油井駅の避難場所）
国道41号
国道256号
飛騨川
濃飛バス「下油井駅」停留所 - 白川中央線
おでかけしらかわ・ひがししらかわ「下油井駅」停留所

隣の駅

下油井駅の隣の駅は以下の通りです。

東海旅客鉄道（JR東海）
高山本線
白川口駅 - （鷲原信号場） - 下油井駅 - 飛騨金山駅

まとめ

下油井駅は、歴史を感じさせる木造駅舎と、山間の静かな雰囲気が魅力の駅です。高山本線を利用する際には、ぜひ立ち寄ってみてください。

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