中央 (松本市)

長野県松本市中央地区の詳細

松本市中央は、市の中心部に位置する町名で、中央1丁目から4丁目までが存在します。住居表示が実施されており、郵便番号は390-0811です。

概要

この地区は、松本パルコや花時計公園が核となり、若者向けの店舗や飲食店、商店、プレイスポットが集まる賑やかなエリアです。また、ホテル、博物館、オフィスビルも多く、商業的な中心地としての役割も担っています。

本町通りから東側（中央東地区）には、住宅マンションも多く見られますが、中町通りや女鳥羽川沿いには城下町の趣が色濃く残っており、多くの観光客が訪れます。女鳥羽川沿いには、市指定文化財である旧念来寺鐘楼（現在は大谷派妙勝寺が所有）が残っています。

地区全体は碁盤の目のように整備されており、特に本町通りから東側の飯田町、小池町、宮村町周辺ではその特徴が顕著です。これらの街を北上し中町に入ると、道筋がずれ、古い城下町の面影が感じられます。地区内には、本町通り、駅前通り（あがたの森通り）、こまくさ道路（しらかば大通り）、松本中央通り、公園通り、伊勢町通り、新伊勢町通り、中町通り、日の出町通りといった主要な道路が通っていますが、いずれの道も交通渋滞が頻繁に発生します。特に飯田町、小池町、宮村町周辺は、城下町特有の道幅の狭さから、自動車での通行が困難な場所もあります。また、女鳥羽川を挟んだ対岸には大手地区が広がっています。

かつてはドーナツ化現象により寂れていた伊勢町も、再開発によって活気を取り戻し、特に歩道の道幅が大幅に拡張されました。また、Mウイング（中央公民館）が大手から移転しました。

この地域は、俗地名として伊勢町、本町、中町、新伊勢町、分銅町、神明町、飯田町、小池町、宮村町、生安寺小路、鍋屋小路、日の出町などが含まれます。

歴史

1966年（昭和41年）9月1日に、1丁目から4丁目で住居表示が実施されました。

世帯数と人口

2018年（平成30年）10月1日時点での世帯数と人口は以下の通りです。

交通

地区内には、以下の道路が通っています。

国道143号
長野県道295号平田新橋線

主要施設

地区内には、以下の主要な施設があります。

松本パルコ
イオンモール松本
松本市美術館
松本市時計博物館
松本市はかり資料館
松本郵便局
松本駅前郵便局
みずほ銀行 松本支店
りそな銀行 松本支店
八十二銀行 深志支店
Mウイング（中央公民館）
花時計公園
中町
蔵シック館（中町蔵の会館）
牛つなぎ石
源智の井戸
浄林寺
勤労者福祉センター

関連項目

片倉工業
徳本（念来寺に縁深い）
中央 (曖昧さ回避)

外部リンク

本町商店街
* 中町商店街

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