中央バス自動車学校

中央バス自動車学校

中央バス自動車学校は、北海道札幌市北区に位置する指定自動車教習所です。株式会社中央バス自動車学園によって運営されており、北海道中央バス（中央バス）グループの一員として、地域社会の交通安全に貢献しています。

特徴

中央バス自動車学校では、多種多様な車種に対応した教習を実施しています。具体的には、大型バス3台、中型バス1台、大型トラック4台、中型トラック4台、積載用トラック1台、牽引車2台、大型特殊自動車2台、準中型車2台、教習用普通車15台、小型二輪車MT3台/AT1台、普通二輪車MT8台/AT2台、大型二輪車MT8台/AT2台といった豊富な教習車両を保有しています。

また、中央バスグループならではの特典として、自動車学校に通う教習生には、バス乗車用の通学定期券が発行されます。これにより、教習所へのアクセスが容易になり、通学の負担を軽減することができます。

さらに、中央バス自動車学校は、訓練給付金の対象となる講座を多数提供しています。全20講座が開講されており、ほとんどの運転免許に対応可能です。これにより、受講者は経済的な支援を受けながら、免許取得を目指すことができます。

沿革

中央バス自動車学校は、中央バス乗務員の再教育を目的として、1979年（昭和54年）に設置が開始されました。1980年（昭和55年）12月までに仮校舎と教習コースが造成され、1981年（昭和56年）6月には中央バス新琴似自動車学校として、中央バス観光商事の運営で開校しました。

その後、1982年（昭和57年）9月24日に運営が中央バス自動車学園へと分離独立し、校名も中央バス自動車学校に改称されました。

取得可能な免許

中央バス自動車学校は指定自動車教習所であるため、以下の全ての運転免許を取得できます。

大型自動車第一種・第二種
中型自動車第一種・第二種
準中型自動車
普通自動車第一種・第二種
大型特殊自動車第一種
牽引自動車第一種
大型自動二輪車
普通自動二輪車

講習

中央バス自動車学校は、北海道労働局長登録教習機関として、以下の作業免許に関する講習も行っています。

車両系建設機械（整地・運搬・積込み用及び掘削用）運転技能講習
フォークリフト運転技能講習
小型移動式クレーン運転技能講習
玉掛け技能講習
テールゲート

これらの講習は、2017年より開始されました。

交通アクセス

中央バス自動車学校へは、中央バスの「中央バス自動車学校前」停留所が最寄りです。

参考文献

北海道中央バス五十年史編纂委員会編『北海道中央バス五十年史』（1996年）

外部リンク

* 中央バス自動車学校

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