中山村 (長野県)

中山村（なかやまむら）

中山村は、1874年（明治7年）10月23日から1954年（昭和29年）4月1日まで、長野県に存在した村です。現在の松本市の一部にあたります。

歴史

中山村は、明治初期の行政改革の中で、周辺の村々が合併して誕生しました。

1874年（明治7年）10月23日：筑摩県筑摩郡に属していた埴原村、和泉村、神田村が合併し、中山村が発足しました。
1876年（明治9年）8月21日：所属が筑摩県から長野県に変更されました。
1879年（明治12年）1月4日：郡区町村編制法の施行により、東筑摩郡の所属となりました。
1889年（明治22年）4月1日：町村制の施行に伴い、中山村は単独で自治体として運営されることになりました。
1943年（昭和18年）4月1日：村の一部であった神田地区が松本市に編入されました。
1954年（昭和29年）4月1日：昭和の大合併により、中山村は松本市に編入され、同時に中山村は廃止となりました。

行政

中山村の最後の村長は、1948年4月5日に就任した中島郷夫氏でした。

教育

中山村には以下の教育機関がありました。

中山村立中山小学校
中山村立中山中学校

これらの学校は、地域の子どもたちの教育を担っていました。

関連項目

中山村に関連する項目として、以下のものがあります。

埴原牧：中山村を含む地域に存在した牧場。
保福寺 (松本市中山)：中山村域にある寺院。
* 長野県の廃止市町村一覧：中山村も含まれる、長野県内で廃止された市町村の一覧。


中山村は、その短い歴史の中で、地域の変遷と人々の生活を支えてきました。現在の松本市の一部として、その歴史は今もなお語り継がれています。

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