中山駅 (神奈川県)

中山駅

中山駅は、神奈川県横浜市緑区に位置し、JR東日本の横浜線と横浜市営地下鉄グリーンラインが接続する駅です。この駅は、地域住民の足として重要な役割を果たしており、周辺には多くの商業施設や公共施設が集まっています。

乗り入れ路線

中山駅には、以下の2路線が乗り入れています。

JR東日本：横浜線 (駅番号: JH 19)
横浜市交通局：横浜市営地下鉄グリーンライン (駅番号: G01)

JR東日本の駅は「横浜市内」に属し、横浜市交通局の駅のステーションカラーは緑色です。

歴史

中山駅は、1908年（明治41年）に横浜鉄道の駅として開業しました。その後、国有化を経て、現在はJR東日本と横浜市交通局の共同駅となっています。

1908年（明治41年）9月23日: 横浜鉄道の東神奈川 - 八王子間開通時に開業。
1917年（大正6年）10月1日: 国有化され、鉄道院の駅となる。
1918年（大正7年）1月8日: 火災により駅が全焼。
1960年（昭和35年）1月16日: 貨物取り扱い廃止。
1983年（昭和58年）3月24日: 橋上駅舎化。
1985年（昭和60年）11月22日: 駅ビル「ロンロン中山」開業。
1987年（昭和62年）4月1日: 国鉄分割民営化により、JR東日本の駅となる。
1994年（平成6年）9月27日: 自動改札機設置。
2001年（平成13年）11月18日: ICカード「Suica」利用開始。
2008年（平成20年）3月30日: 横浜市営地下鉄グリーンラインの駅が開業。
2013年（平成25年）8月29日: 駅ビルが「ビーンズ中山」に名称変更。
2022年（令和4年）12月15日: みどりの窓口の営業終了。
2022年（令和4年）12月16日: 話せる指定席券売機を導入。
2023年（令和5年）7月28日: 横浜線ホームにてスマートホームドアの使用を開始。

駅構造

JR東日本

JR東日本の中山駅は、地上駅で、単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線、合計2面3線のホームを持っています。橋上駅舎となっており、北口と南口があります。南口には駅ビル「ビーンズ中山」があります。

改札口は、橋上駅舎の中央と、地下鉄グリーンラインへの連絡通路上に2箇所あります。地下鉄連絡改札は、遠隔対応のため係員が終日不在となっています。

のりば

1番線：横浜線下り（八王子方面）
2番線：待避線（上り・下り共用）
3番線：横浜線上り（東神奈川方面）

2番線は、上り列車の快速待避や、始発列車、臨時列車、ダイヤが乱れた際に使用されます。

横浜市営地下鉄

横浜市営地下鉄グリーンラインの中山駅は、島式ホーム1面2線の地下駅です。駅のデザインテーマは「むすびのひろば」で、地域住民とグリーンライン利用者とのコミュニティ活性化を目指しています。

駅構内には展示スペースがあり、ステーションカラーは緑色です。駅の設計には、周辺の自然をイメージした工夫が凝らされています。

のりば

1番線：グリーンライン下り（日吉方面）
2番線：グリーンライン上り（日吉方面）

グリーンラインの全営業列車が当駅を発着します。

利用状況

JR東日本

2023年度の1日平均乗車人員は37,426人です。

横浜市営地下鉄

2023年度の1日平均乗降人員は27,195人（乗車人員：13,641人、降車人員：13,554人）です。グリーンラインの全10駅中、4番目に利用者が多い駅です。

駅周辺

中山駅周辺には、多くの公共施設、教育機関、公園、商業施設があります。

公共施設

緑区総合庁舎
神奈川県緑警察署
横浜市緑消防署
中山地区センター

教育

横浜商科大学みどりキャンパス
神奈川大学附属中・高等学校

公園

横浜動物の森公園・よこはま動物園ズーラシア
神奈川県立四季の森公園
横浜市立長坂谷公園

その他

郵便局、銀行
商業施設

道路

神奈川県道110号中山停車場線
神奈川県道109号青砥上星川線

バス路線

駅の南口と北口には、それぞれバス乗り場があります。

南口: 横浜市営バス、神奈川中央交通、相鉄バス
北口: 横浜市営バス、神奈川中央交通東、東急バス

隣の駅

JR東日本 横浜線

快速：鴨居駅 - 中山駅 - 長津田駅
各駅停車：鴨居駅 - 中山駅 - 十日市場駅

横浜市営地下鉄 グリーンライン

* 中山駅 - 川和町駅

中山駅は、JRと地下鉄の接続駅として、多くの人々に利用されています。駅の歴史と周辺環境を知ることで、この駅の重要性を再認識できるでしょう。

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