中島お祭り資料館・お祭り伝承館

能登中島のり文化を体感する:中島おり資料館・おり伝承館



石川県七尾市中島町にある中島おり資料館・おり伝承館は、地域に息づくり文化を保存し、一般に公開している施設です。資料館と伝承館を合わせた総称は「能登中島 枠旗りの郷 り会館」と呼ばれ、地元では「り会館」の愛称で親しまれています。

展示内容



この施設では、中島地区のりで特に重要な位置を占める「熊甲二十日の枠旗行事」(通称:お熊甲り・枠旗り)に焦点を当てています。このりは国の重要無形民俗文化財に指定されており、その歴史的・文化的価値は非常に高いです。

館内には、りで実際に使用される実物大の枠旗が展示されており、その迫力を間近で感じることができます。また、七尾市中島町全域のりで使用される、38の末社の猿田彦面なども展示されており、地域に根ざした多様なり文化を知ることができます。

アクセス



空路: 能登空港から車で約20分。
鉄道: のと鉄道七尾線能登中島駅下車後、徒歩約30分(車で約5分)。
バス: 北鉄能登バス七富線「久麻加不都神社前」下車後、徒歩約5分。
車: のと里山海道横田ICから約1分。駐車場も完備(バス12台、乗用車31台収容可能)

周辺情報



り会館の周辺には、枠旗りの舞台となる久麻加夫都阿良加志比古神社があります。りの期間中は多くの観光客で賑わいます。

まとめ



中島おり資料館・おり伝承館は、能登中島地域のり文化に触れることができる貴重な場所です。りの歴史や文化に興味がある方はもちろん、地域の伝統文化に触れたい方にもおすすめです。実際にりで使われる道具や展示物を見ることで、りの熱気や息吹を感じることができるでしょう。

この施設を訪れることで、能登中島の豊かな文化遺産に触れ、地域の人々のりに対する情熱を感じてみてはいかがでしょうか。

関連情報



り会館 - 七尾市
ほっと石川旅ネット|中島おり資料館 - 石川観光連盟

もう一度検索

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。