中川コロナワールド

中川コロナワールド

中川コロナワールド（Nakagawa Korona World）は、愛知県名古屋市中川区に位置する複合型娯楽施設で、コロナワールドが運営しています。1995年12月23日にオープンし、映画館を中心にパチンコ店、ボウリング場など多様な娯楽が楽しめる場所として人気を博しています。

歴史の背景

中川コロナワールドの歴史は1995年にさかのぼります。当初は国道1号の三日月橋西詰に店舗を開設し、映画館「中川コロナシネマワールド」がその中心となりました。この日は安城市にある安城コロナワールドも同時オープンしており、双方の施設はコロナグループの重要なプロジェクトとして位置づけられました。

その後、2013年4月には店舗がリニューアルオープンし、国内初の「4DX」技術が映画館に導入されました。この新しい映像技術は、特に子供たちに人気を博し、様々な映画で高い興行成績を記録しました。特に『アメイジング・スパイダーマン2』では、その週の全国興行収入ランキングで1位を獲得するなど、全国的に注目されました。

中川コロナシネマワールドの詳細

施設内にある中川コロナシネマワールドは、全12スクリーンからなるシネマコンプレックスで、合計1,610席を有しています。各スクリーンには最新の映像技術が搭載されており、特にスクリーン1ではBarco社製のレーザープロジェクターが使用されています。スクリーン2には日本初となる4DXが導入され、スクリーン3ではDOLBY SURROUND 7.1に対応した音響システムが設置されています。

施設内の多様な店舗

中川コロナワールド内は、さまざまなエンターテイメント施設が充実しています。1階にはネットカフェとして利用できる亜熱帯があり、2階には「パチンココロナ」としてパチンコ店や、天然温泉・スーパー銭湯の「コロナの湯中川店」があります。また、ゲームセンターの「中川メトロポリス」やカラオケ店JOYJOYも完備されており、フードコートも利用できます。

さらに、3階と5階には駐車場が設けられており、利便性が高いのが特徴です。屋上にも駐車場があるため、多くの来館者に対応しています。

アクセス情報

中川コロナワールドは、公共交通機関でのアクセスが少々不便な場所に位置しています。そのため、JR関西本線の八田駅や名古屋市営地下鉄東山線の高畑駅からは無料のシャトルバスが運行されています。また、名古屋市営バスを利用することもでき、最寄りのバス停は江松ですが、本数の多い権野バス停からもアクセス可能です。

徒歩では、近鉄名古屋線の伏屋駅が最寄り駅となりますが、30分以上の距離があるため、バスやシャトルバスの利用をお勧めします。

まとめ

中川コロナワールドは、映画館を中心とした多様な娯楽施設が揃っており、訪れる人々にさまざまな楽しみを提供しています。リニューアル後の新技術導入もあり、映画館としての地位も確立しています。気軽に訪れることができる娯楽空間として、多くの人々に愛され続けている施設です。

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