中村圭吾

中村圭吾（なかむら けいご）

中村圭吾は、1999年7月10日生まれのプロレスラーで、岩手県盛岡市出身です。現在はDDTプロレスリングに所属し、血液型はO型です。彼のプロレスキャリアは勢いを増し、多くのファンを魅了しています。彼のレスリングスタイルは、その高い技術と戦略的なアプローチで知られています。

経歴

中村は2019年10月19日に、DDTプロレスリングの両国KFCホール大会にて吉村直巳との対戦でプロレスデビューを果たしました。デビュー後も彼は多くの試合で活躍し、2021年1月3日にDDT後楽園ホール大会で岡谷英樹を相手に自らの力で初勝利を収めます。その後も成長を続け、2021年3月14日にはDDT後楽園ホール大会にて、赤井沙希の写真集からフォールを奪い、アイアンマンヘビーメタル級王座を獲得しました。しかし、その直後に彼女に王座を奪われるという波乱が起きました。

2021年7月4日には、谷津嘉章、彰人、大和ヒロシとのチームでKO-D8人タッグ王座を獲得し、一躍注目の存在となりました。しかし、その後は怪我の影響で2021年11月から長期欠場することになります。

2023年1月13日にはDDT新宿FACE大会で復帰を果たし、その後の試合でも果敢に挑戦を続けましたが、2023年4月にはHARASHIMAと組んでKO-Dタッグ王座に挑み、敗れる結果となりました。その後、飯野との試合で脳震盪に見舞われ、右膝の半月板を損傷し、再び長期欠場となります。

2024年4月26日にはDDTひがしんアリーナ大会で復帰し、復帰戦ではMAOの持つDDT UNIVERSAL王座に挑むも再び敗れました。中村の試合はその迫力と技術で多くの観客を惹きつけていることは間違いありません。

得意技

彼のレスリングスタイルにおいて特に注目すべき技術には、以下のようなものがあります。

• - ドロップキック
• - スワンダイブ式ミサイルキック
• - 絶品（セカンドロープを利用したムーンサルトプレス）
• - ダイビング・ヘッドバット
• - ブラジリアンキック

中村は「絶品」と称される技を持っており、同技に関しては、他の選手からの公認を得ているものの、自身では「未完成品」と表現しています。この謙虚な姿勢もファンにとって魅力的です。

タイトル歴

中村はこれまでにいくつかの重要なタイトルを獲得してきました。

• - KO-D8人タッグ王座（第5代、パートナーは谷津嘉章、大和ヒロシ、彰人）
• - アイアンマンヘビーメタル級王座（第1500代）

また、2019年には日本インディー大賞のニューカマー賞を受賞し、その活躍が評価されています。

人物・エピソード

中村は名門の岩手県立盛岡工業高等学校レスリング部出身で、その背景からも分かる通り、レスリングにおいて高い実力を持っています。2023年4月の長期欠場前にはシングレットのコスチュームを着用し、蹴り技を駆使するスタイルで戦うことが多かったです。入場時はSKY-HIによる「Double Down」を使用しており、観客との一体感を大切にしています。

出演

彼はプロレスの枠を超え、メディアにも出演しています。2023年1月15日放送のテレビ朝日の「暴太郎戦隊ドンブラザーズ」第44話では、小野力雄役を演じるなど、様々な面での活躍が期待されています。

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