中野督夫

中野督夫（なかの とくお）

1954年2月2日生まれ、2021年7月27日に逝去。日本の音楽シーンにおいて、ロックバンド「センチメンタル・シティ・ロマンス」のメンバーとして活躍したミュージシャンです。ボーカリスト、ギタリストとしてその才能を発揮し、「とっくん」という愛称で多くのファンに親しまれていました。

生涯

愛知県名古屋市出身。センチメンタル・シティ・ロマンスでの活動を軸に、数多くのアーティストのライブサポートやレコーディングにも参加。その幅広い音楽性と卓越した技術で、日本の音楽シーンに貢献しました。

2018年6月下旬、くも膜下出血により倒れ、緊急手術を受けました。懸命な治療が行われましたが、意識は十分に回復せず、療養のためライブ活動を休止せざるを得ない状況となりました。パートナーであるドラマーの新倉愛さんが献身的な介護を続けました。

2021年7月27日午前5時5分、くも膜下出血の療養中に67歳で永眠。7月31日にはお別れ会が開催され、告井延隆さんらによって、中野督夫さんの代表作である「雨はいつか」が披露され、その功績を偲びました。

ディスコグラフィー

くつろぎ〜One Man Paradise〜（1997年8月25日）
夕方フレンド（2003年4月24日）
輪 The Circle（2016年12月24日）

主なアルバム・ライブ参加アーティスト

完熟トリオ（小坂忠 / 鈴木茂 / 中野督夫）
愛奴『LOVE IN CITY』 ※作詞のみ
EPO
大貫妙子『Gray Skies』
小山卓治
五島良子
加藤登紀子
斎藤誠
鈴木祥子
近藤名奈
竹内まりや『BEGINNING』『UNIVERSITY STREET』「返信 / シンクロニシティ (素敵な偶然)」『Denim』
橘いずみ『君なら大丈夫だよ』「ジェットコースターの夢」※作曲
マザー・グース「貿易風にさらされて / マリン・ブルー」
増田俊郎
Mr.Children『Simple』
山下達郎『NIAGARA TRIANGLE Vol.1』
湯川トーベン

中野督夫さんは、その音楽を通して多くの人々に感動を与え続けました。彼の音楽は、これからも多くの人々に愛され、記憶されることでしょう。

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