久部良

久部良（くぶら）

沖縄県八重山郡与那国町に位置する久部良は、与那国島の西端に位置する集落です。かつては独立した地名でしたが、現在は与那国島北部の祖納、南部の比川とともに「字与那国」の一部となっています。

地理

久部良は、与那国島の西端に位置し、久部良岳の北側に開けています。西には、日本最西端の岬である西崎（いりざき）を望むことができます。この地理的な特徴から、久部良は与那国島の西の拠点として重要な役割を果たしてきました。

交通

与那国空港から車で西へ約10分の場所に位置しています。与那国島内では、最西端観光の路線バスが祖納、比川との間を循環しており、久部良へのアクセスも容易です。

久部良港

久部良港は、福山海運の石垣港行き定期船が発着する、与那国島の海の玄関口です。この港は、与那国島における物流と人の移動において重要な役割を担っています。また、沖縄地区税関石垣支署の分署である与那国監視署が置かれており、税関業務も行われています。

名所・旧跡・施設

久部良には、日本最西端を冠する施設が数多く存在します。

沖縄地区税関石垣支署与那国監視署：与那国島の税関業務を担う施設です。
久部良港：日本最西端の港として知られています。与那国島と石垣島を結ぶ定期船が発着しています。
久部良簡易郵便局：日本最西端の郵便局です。島民の生活を支える重要なインフラです。
与那国町立久部良小学校：日本最西端の小学校です。島の子供たちの教育を担っています。
与那国町立久部良中学校：日本最西端の中学校です。小学校と同様、島の子供たちの教育に重要な役割を果たしています。
西崎：日本最西端の岬です。美しい景観が楽しめます。
ナーマ浜：美しいビーチとして知られています。
久部良岳：久部良の背後にそびえる山です。
* 久部良バリ：久部良の海岸にある岩場です。

まとめ

久部良は、与那国島の西端に位置する集落であり、日本最西端の施設が数多く存在することが特徴です。与那国島の海の玄関口である久部良港を中心に、島の物流と人の移動を支えています。また、美しい自然や、日本最西端の地としての歴史を感じられる場所でもあります。

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