九州共立大学ラグビー部

九州共立大学ラグビー部

九州共立大学ラグビー部（きゅうしゅうきょうりつだいがくらぐびーぶ、Kyushu Kyoritsu Univ Rugby Football Club）は、福岡県北九州市八幡西区にキャンパスを構える九州共立大学の体育会ラグビーチームです。主に九州学生ラグビーフットボールリーグで活動しており、その歴史の中で九州地域の大学ラグビー界において重要な存在感を放っています。チームの略称としては、「九共大（きゅうきょうだい）」あるいは「共立大（きょうりつだい）」が一般的に用いられます。

成績の推移

チームは九州学生リーグにおいて、長年にわたり上位争いを展開してきました。特に2000年代後半以降、その実力は着実に向上し、複数のシーズンで輝かしい成績を収めています。リーグ戦における主な成績は以下の通りです。

2007年：3位
2008年：4位
2009年：準優勝（創部以来初）
2010年：4位
2011年：4位
2012年：準優勝
2013年：準優勝
2014年：優勝
2015年：準優勝
2016年：3位
2017年：4位
2018年：準優勝
2019年：優勝
2020年：3位
2021年：準優勝
2022年：準優勝
2023年：準優勝

2009年度シーズンには、順位決定トーナメントで健闘し、創部以来初となるリーグ準優勝を果たしました。特に1回戦では日本文理大学と引き分けましたが、規定により次ラウンドへ進出。続く2回戦で福岡工業大学に勝利し、決勝では福岡大学に敗れたものの、歴史的な成績を残しました。さらに、2014年には初のリーグ優勝を達成し、2019年にも再び優勝旗を手にしています。この2019年の優勝により、チームは念願の全国大学ラグビーフットボール選手権大会への初出場を決め、全国の舞台にその名を刻みました。近年も準優勝が続くなど、リーグのトップチームとして安定した強さを示しています。

主な在籍選手（入力時点）

チームを牽引する現在の主なメンバーには、以下のような選手がいます。

寺原大朗（主将、WTB／大産大附属高校出身）
徳永陸人（FWリーダー、HO／佐賀工業高校出身）
常松彩斗（FWリーダー、FL／鹿児島実業高校出身）
高木開地（BKリーダー、SO／鹿児島実業高校出身）
日野芳輝（BKリーダー、FB／御所実業高校出身）

在籍した主な選手（OB）

九州共立大学ラグビー部からは、多くの優秀な選手が卒業後も競技を続け、トップリーグやジャパンラグビーリーグワン、あるいは各地域の社会人リーグなどで活躍しています。中には日本代表に選出された選手もおり、チームの育成力の高さを証明しています。主なOB選手の一部をご紹介します。

徳重元気（PR、ヤクルトレブンス戸田／鹿児島実業高校出身）
山道翔（SO、元日野自動車レッドドルフィンズ、三菱重工長崎／長崎北陽台高校出身）
森田政彰（CTB、中国電力レッドレグリオンズ／御所実業高校出身）
白濱弘章（HO、三重ホンダヒート、元宗像サニックスブルース、帆柱クラブ／東福岡高校出身）
高尾時流（PR、神戸製鋼コベルコスティーラーズ／筑紫台高校出身）
石田圭祐（SH、豊田自動織機シャトルズ愛知／海星高校出身）
中野将宏（7人制日本代表、WTB・FB、中国電力レッドレグリオンズ／石見智翠館高校出身）
竹内柊平（ラグビー日本代表、PR、浦安D-Rocks／宮崎工業高校出身）
西村光太（HO, NO.8、ルリーロ福岡／高川学園高校出身）
高原翔（WYB, FL、ルリーロ福岡／日向高校出身）
肘井大輔（SO、ルリーロ福岡／九州国際大学付属高校出身）
中原尚哉（CTB、ルリーロ福岡／鹿児島実業高校出身）
川原勇大（CTB、ルリーロ福岡／長崎海星高校出身）
肥爪駿（HO、三重ホンダヒート／神戸科学技術高校出身）
市橋輝（SO、元豊田自動織機シャトルズ愛知、安川電機／東福岡高校出身）
小原充誠（LO、レッドハリケーンズ大阪／神戸科学技術高校出身）
平井建多（PR、三重ホンダヒート／萩商工高校出身）
葛西翔太（PR、マツダスカイアクティブス広島／筑紫高校出身）

所在地

チームの活動拠点は九州共立大学キャンパス内にあります。詳しい所在地は以下の通りです。

福岡県北九州市八幡西区自由ヶ丘1-8

関連項目

九州共立大学
九州学生ラグビーフットボールリーグ
全国大学ラグビーフットボール選手権大会
日本の大学ラグビーチーム

外部リンク

公式HP
九州共立大学ラグビー部 (@Kkurugrug) - X（旧Twitter）
* 九州共立大学ラグビー部 (@kku_rfc) - Instagram

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