五番町 (上尾市)

五番町（ごばんちょう）について

五番町は埼玉県上尾市に属する町名であり、郵便番号は362-0024です。この町名は単独で存在するものであり、丁番を持たず、住居表示も行われていません。五番町は上尾市の南東部、原市地区に位置し、区画整理を経て新たな街が誕生した地域です。

地理

五番町は埼玉県の中央部、県央地域に位置し、上尾市の南東部に位置しています。地理的には、町域の東側が大宮台地にあり、西側は芝川に接する低地となっています。町としての南側は原市中三丁目と接近していますが、実際には新幹線の用地が南側から入り込んでいるため、明確な境界が存在せず隣接関係にはありません。東側にはさいたま菖蒲線が通り、南東部には東北・上越新幹線と埼玉新都市交通ニューシャトルが走っています。

全体的には市街化区域に指定されており、住宅地として発展が進んでいます。以前は多くが農地であったものの、整備されたことにより住宅が立ち並ぶようになりました。この町名は、成立以前の小字名に由来しています。

歴史

1976年1月31日、原市五番土地区画整理事業の完了に伴い、大字原市の字五番耕地の大半から五番町が設立されました。1980年には、相頓寺にある文化財が市指定文化財として認定され、その後も様々な文化的資産が評価されています。1982年、中に国鉄東北新幹線が通り、大宮-盛岡間が開業しましたが、残念ながら五番町内には駅が設けられていません。

1983年には、埼玉新都市交通ニューシャトルが開業し、地区内に原市駅が設立されました。さらに、1990年代以降も地域の発展が続き、様々なインフラが整備され、最近ではさまざまなバイパス道路やバス停も設置されています。

世帯数と人口

2019年のデータによると、五番町の世帯数および人口が発表されていますので、興味深い統計として地元住民の暮らしを知る手掛かりとなるでしょう。

教育機関

地域の小・中学校に通う場合の学区も定められており、子どもたちの教育環境についても努められています。

交通アクセス

五番町の交通は、埼玉新都市交通ニューシャトルが利用されており、原市駅が設置されていますが、上り線のホームは大字原市に位置している点には注意が必要です。また、地域内には路線バスは運行されていないものの、コミュニティバス「ぐるっとくん」が運行されており、地域の利便性を高めています。

施設

五番町には、相頓寺や公園もあり、地域の文化や歴史に触れることが出来ます。市指定文化財に登録された相頓寺には、木造阿弥陀如来立像や六字名号板石塔婆などがあります。また、五番町第一公園と第二公園は、地震時の緊急避難場所としても指定されています。これらの施設は地域住民にとって重要な存在です。

まとめ

五番町は、埼玉県上尾市における新しい町名で、住宅が立ち並ぶ地域として発展しています。歴史的な背景や交通の利便性、文化財や公園といった地域の特徴があり、今後もさらなる発展が期待されています。

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