井上由美子 (格闘家)

羽柴まゆみのプロフィール

羽柴まゆみ（ハシバ マユミ）は1980年10月21日生まれの日本の女性プロレスラー、総合格闘家、さらにテコンドー選手としても知られています。香川県高松市出身で、香川県立高松商業高等学校を卒業しました。彼女は元アイドルであり、デビュー当初は佐倉ゆみ（さくら ゆみ）という名前で雑誌「Cream」にグラビア出演していました。

キャリアの始まり

羽柴は高校時代にギター部、美術部、ワープロ部に所属し、「暗い学生時代」と自認しているものの、在学中にさまざまな資格を取得しました。これには簿記実務検定試験一級や日本語ワープロ検定1級が含まれます。2001年には「ブルマー少女」という特集で表紙を飾り、グラビア活動を開始します。

2003年にはPRIDEのルールディレクター島田裕二が主宰するジムBCGに所属し、総合格闘技デビューを果たします。彼女はスマックガールのナナチャンチンとの試合でプロデビューし、その戦績を1R58秒でKO勝利という華々しいものでスタート。以降、女子総合格闘技やプロレスにも参加するようになります。

格闘家としての転身

2004年には最強女王決定トーナメントに出場し、プロレスラーの石川美津穂と対戦。しかし、敗北を喫し、その後もJDスター女子プロレスに参戦するなどし、プロレスでも活躍を見せました。2005年には新潟での女子格闘技に出場し、金子和美選手を下すなど、徐々にキャリアを築きました。

さらに、同年には初のセミヌード写真集をリリースし、バラエティ番組「レッスル・コロシアム」ではセクシータレントとのレスリング対決に勝利します。音楽分野でも活動を広げ、シングル「せつなさの構図」でCDデビューを果たしました。

出産と復帰

2008年にはパチスロライターのウシオと結婚し、男児を出産。それに伴い、しばらくの産休を経て、2009年には総合格闘技に復帰します。プロレスも同時に練習を再開し、2010年に復帰戦を行います。残念ながら、2011年には怪我により長期欠場が続き、最終的に同年に引退を決意しました。

再出発

引退後はアイドルキャットファイトメーカーピンクカフェオレのDVDに参加したり、CPE主催のキャットファイトイベントに出たりと、活動を続けました。2012年にはREINAでプロレスに再デビューし、以降はフリーランスの状態で活動をしています。多くのイベントに出演し、特に四国に関連する活動は多くの支持を得ています。

このように羽柴まゆみは、アイドルからプロレスラー、総合格闘家へと多岐にわたるキャリアを築きながら、様々な挑戦を続けてきました。2021年には再婚し、新たな家族を迎え入れています。彼女のキャリアの集大成として、今後のさらなる活躍にも期待が高まっています。

もう一度検索