井筒昭雄

井筒昭雄(いづつあきお)



井筒昭雄は、1977年10月20日生まれの日本の作曲家音楽家です。出身地は徳島県吉野川市で、様々なジャンルの音楽を手がけています。特に、CM音楽や劇伴音楽の作曲において知られ、彼の一人多重録音ソロユニット「Fab Cushion」でも幅広く活動しています。

経歴


彼の音楽活動は1999年に始まり、一人多重録音ソロユニットFab Cushionとして音楽シーンに登場しました。彼はすべての楽器を自ら演奏することが得意であり、銀杏BOYZの峯田和伸と同じ東京情報大学の同期であることも特筆すべき点です。2004年にはABCマートのCM「前進する靴編」で44回ACC CMフェスティバル・ベスト作曲賞を受賞し、その名を広げました。

2008年には中路あけ美とLEMOを結成し、音楽活動の幅を広げます。そして、2014年4月20日にはFAB CUSHIONとして活動を再開し、新作『BERMUDA TRIANGLE』を発表しました。2021年には所属事務所のワンミュージックを退社し、フリーランスとしての活動を開始しています。

主な作品


LEMO名義


  • - LEMO 『FANTAGENIUS』(EPOCH KNOCK/2009年)

Fab Cushion名義


  • - 『Pop In Clap』(Vroom Sounds/2曲参加、1999年
  • - 『Catch the poppy cock』(Vroom Sounds/1999年
  • - 『Channel Out/Voice of Life ep』(UK盤リリース、2000年)
  • - 『Fake box』Rocket Coster Remix(2000年)
  • - 『Little Christmas』(Vroom Sounds/2000年)
  • - 『De Composed』Held Remix(2001年)
  • - 『Valvola』(Italy)(S.H.A.D.Oレーベルリミックスで参加、2001年)
  • - 『FWAS2002』(Vroom Sounds/2曲参加、2002年)
  • - 『BERMUDA TRIANGLE』(EPOCH KNOCK/2014年)

映画およびテレビドラマ


井筒は多くの映画とテレビドラマで音楽を手掛けてきました。2003年には「The Game」のトレーラー音楽を担当し、2005年の「カスタムメイド10.30」でも参加しました。以降、彼の音楽は多くの作品に起用され、特に「脳内ポイズンベリー」、「99.9-刑事専門弁護士-THE MOVIE」、「妖怪シェアハウス」など、名作映画に数多くの楽曲を提供しました。

テレビドラマにおいても、その足跡は広がっています。「ジョシデカ!」や「ブラッディ・マンデイ」など、主要な作品に音楽を提供し、視聴者にインパクトを与えました。

舞台・アニメ・ゲーム


井筒は舞台「物語なき、この世界」で音楽を提供した実績があり、アニメでは「ファイ・ブレイン 神のパズル」シリーズに関与し、ゲーム「星と翼のパラドクス」にも参加しています。

CM音楽


さらに、井筒の音楽は多くのCMでも使用されています。日清食品トヨタ自動車など、様々な有名企業の広告で彼の楽曲が流れ、商業音楽の分野でもその才能を発揮しています。

まとめ


井筒昭雄は多才な作曲家であり、幅広い音楽ジャンルで活躍しています。これからの新しい作品や活動も楽しみの一つです。

もう一度検索

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。