京葉臨海鉄道臨海本線

臨海本線

臨海本線は、京葉臨海[[鉄道]]が運営する鉄道路線であり、千葉港周辺の工業地帯における貨物輸送を担っています。1963年に一部区間が開業し、1973年に全線が開通しました。この路線は、1960年代に国鉄が計画した東京外環状線の一部を構成するもので、当初は木更津で房総西線に接続する予定でした。

路線概要

運営会社: 京葉臨海[[鉄道]]
路線距離:
蘇我駅 - 北袖駅間: 19.9km
市原分岐点 - 京葉市原駅間: 1.6km
北袖分岐点 - 京葉久保田駅間: 2.3km
軌間: 1067mm
駅数: 10駅
複線区間: なし（全線単線）
電化区間: なし（全線非電化）
閉塞方式: 特殊自動閉塞式
最高速度: 40km/h

歴史

1963年9月16日: 蘇我 - 浜五井間 (9.5km)、市原分岐点 - 京葉市原間 (1.6km) が開業。
1965年6月1日: 浜五井 - 椎津間 (8.2km) が開業。浜五井駅が蘇我駅方面に0.7km移転。
1968年10月1日: 椎津 - 袖ケ浦（後の北袖駅）間 (2.2km) が開業。
1973年3月28日: 袖ケ浦分岐点（後の北袖分岐点） - 京葉久保田間 (2.3km) が開業。
1974年3月1日: 袖ケ浦駅が北袖駅に、袖ケ浦分岐点が北袖分岐点に改称。

駅一覧

本線

蘇我駅 (0.0km)
千葉貨物駅 (3.0km)
市原分岐点 (5.8km)
浜五井駅 (8.8km)
玉前駅 (10.1km)
甲子駅 (11.8km)
前川駅 (14.5km)
椎津駅 (17.7km)
北袖分岐点 (19.3km)
北袖駅 (19.9km)

市原支線

市原分岐点 (0.0km)
京葉市原駅 (1.6km)

久保田支線

北袖分岐点 (0.0km)
京葉久保田駅 (2.3km)

主な構造物

* 村田川橋梁: 千葉貨物駅と市原分岐点の間にある村田川を渡る橋梁。この橋梁は、1963年に東海道本線の大井川橋梁から転用されたもので、2018年に土木学会選奨土木遺産に認定されました。この橋梁は、臨海本線の歴史と技術を象徴する存在となっています。

臨海本線は、千葉港周辺の産業を支える重要な物流インフラとして、今日も活躍を続けています。

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