京都市体育館

京都市体育館（かたおかアリーナ京都）

京都市体育館は、京都市右京区の京都市西京極総合運動公園内にある京都市立の体育館です。この施設は京都市が所有しており、現在は西京極スポーツネットワークが指定管理者として運営管理を行っています。

概要

1963年5月に、京都市内初の運動公園として整備された京都市西京極総合運動公園内に完成しました。設計は、関西モダン建築界を牽引した建築家・富家宏泰が担当しました。

主競技場の面積は2,400平方メートルで、バスケットボール、テニス、バレーボール、バドミントン、卓球、柔道、剣道など、様々なスポーツに対応しています。かつては島津全日本室内テニス選手権大会が開催され、B.LEAGUEに所属する京都ハンナリーズのホームアリーナとしても利用されていました。

2013年5月から改修工事が行われ、2014年3月に完了しました。この改修により、2F席がベンチから個別の椅子に変更され、収容人数は2,926人から2,500人に変更されました。

命名権

2011年3月、京都ハンナリーズの運営会社であるスポーツコミュニケーションKYOTO株式会社が京都市体育館の命名権を取得し、2011年4月1日から10年間、「ハンナリーズアリーナ」の名称を使用していました。これは、京都市内の体育施設への命名権導入としては、わかさスタジアム京都に次ぐ2例目であり、体育館の名称にチーム名を冠する日本初の事例となりました。

2021年3月に契約が満了し、名称は京都市体育館に戻りましたが、その後2年以上、命名権を購入する企業が現れず、京都市が800万円の値下げを発表しました。そして2023年10月1日、京都市に本社を置く片岡製作所との間で10年間の契約が締結され、「かたおかアリーナ京都」として新たなスタートを切りました。

アクセス

• - 鉄道：阪急京都本線・西京極駅より徒歩10分
• - バス：西京極運動公園前下車すぐ

- 京都市営バス
- 32系統：銀閣寺前 - 河原町三条 - 四条河原町 - 四条大宮 - 大宮五条 - 西京極運動公園前 - 京都外大前
- 73系統：京都駅 - 烏丸五条 - 大宮五条 - 西京極運動公園前 - 洛西バスターミナル
- 80系統：祇園 - 河原町五条 - 烏丸五条 - 大宮五条 - 西京極運動公園前 - 太秦天神川駅
- 京阪京都交通
- 21系統：京都駅 - 烏丸五条 - 大宮五条 - 西京極運動公園前 - 国道三ノ宮 - 京大桂キャンパス前 - 桂坂中央
- 27系統：京都駅 - 烏丸五条 - 大宮五条 - 西京極運動公園前 - 国道三ノ宮 - 芸大前 - 桂坂中央

公園内その他の施設

• - たけびしスタジアム京都
• - 京都市西京極総合運動公園補助競技場
• - わかさスタジアム京都
• - 京都アクアリーナ

外部リンク

• - 京都市体育館 - ミズノ)
• - 京都市体育館条例

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