亭子駅

亭子駅の概要

亭子駅（チョンジャえき）は、大韓民国・京畿道の城南市盆唐区亭子洞に位置する鉄道駅です。韓国鉄道公社（KORAIL）及び新盆唐線が利用できるこの駅は、多くの利用者に親しまれています。駅の番号は、韓国鉄道公社の利用の場合はK230、新盆唐線の場合はD12に設定されています。

歴史

亭子駅の歴史は1994年にさかのぼります。当初は鉄道庁により盆唐線の水西から梧里駅間の開通とともに栢宮駅（백궁역）という名前で開業しました。その後、2002年には栢宮洞が亭子洞に統合され、駅名も現在の亭子駅に変更されました。

2005年、鉄道庁が改組され韓国鉄道公社となるとともに、亭子駅もその傘下に入ります。2011年には新盆唐線が開業し、乗り換え駅としての機能が加わりました。さらに、2013年には急行運行が開始され、急行停車駅としても重要な役割を果たすようになりました。2014年にはホームに安全対策としてホームドアが設置され、2016年には新盆唐線が光教駅まで延伸されました。そして2020年には水仁線の水原延伸により、盆唐線は水仁・盆唐線と改称されました。

駅の構造

亭子駅は地下に位置する駅で、相対式ホームが2面2線備えられています。また、保安対策としてフルスクリーンタイプのホームドアが設置されています。改札口は北側と南側にそれぞれ設けられており、特に南側の改札口では上下ホームが別々に分かれているため、ホーム間の直接移動ができません。切符売り場や化粧室は南側の改札近くにあり、地下駐車場も完備されています。

鉄道路線

亭子駅は、韓国鉄道公社の水仁・盆唐線および新盆唐線の接続点です。新盆唐線は相対式ホームが2面2線あり、1つの改札口と2つの出入口があります。新盆唐線から盆唐線への連絡は、改札階南寄りの連絡通路を通る必要があります。従来は乗り換え改札機を通過する際に加算運賃が必要でしたが、現在ではそれが緩和されています。

利用状況

開業当初は周辺に開発があまり進んでいなかったことから、利用者は少なかったですが、駅周辺の発展に伴い、乗車人数は増加しています。最近では、一日平均乗車人数も増えており、地域の交通の要所として機能しています。

駅周辺の環境

亭子駅は、城南大路の真下に位置しています。駅の西側にはオフィスビルや高層マンションが立ち並び、特に西北側にはヨーロッパ風の住商複合ビルが並んでおり独特の雰囲気が漂っています。この地域は、韓流ドラマの撮影地としても有名です。一方、駅の東側には炭川が流れ、その先には古いアパートが並んでいます。駅周辺には多くの施設も存在し、住環境としても魅力溢れる場所になっています。

近隣の施設

西側

• - KINS TOWER
• - 盆唐病院
• - 盆唐警察署
• - フィットネスセンター
• - 複数のアパートやマンション

東側

• - 盆唐中学校
• - 城南市盆唐図書館
• - E-MART 盆唐店

このように、亭子駅は便利な交通機関としてだけでなく、周囲の環境も整備された地域として、多くの人々に利用されている駅です。

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