今井 (青梅市)

青梅市今井地区の詳細解説

概要

今井地区は、東京都青梅市の東端に位置し、埼玉県飯能市、入間市、西多摩郡瑞穂町と隣接しています。この地域は、豊かな自然と都市機能が調和しており、多様な産業と生活が展開されています。

地理

今井地区の北部は丘陵地となっており、東部と南部は狭山茶の生産地として知られています。これらの地域では、古くから茶の栽培が盛んに行われてきました。また、首都圏中央連絡自動車道（圏央道）の青梅インターチェンジが地区内に位置しており、交通の要所としての役割も担っています。西部には三ッ原工業団地が広がり、様々な企業が拠点を置いています。

地価

2017年の公示地価によると、今井二丁目845番2の地点では、住宅地の地価が6万8200円/m²となっています。

歴史

今井地区は、かつて青梅（成木）と江戸を結ぶ街道の一部であり、物見塚が設けられていました。この地は、歴史的に重要な交通路としての役割を担っていました。

1889年（明治22年）：町村制施行により、今井村を含む周辺の村々が合併し、神奈川県西多摩郡霞村が成立。今井村は大字今井となりました。
1893年（明治26年）：西多摩郡が東京府に編入。
1943年（昭和18年）：東京都制が施行。
1951年（昭和26年）：青梅町、調布村との合併により青梅市が発足。霞村は消滅し、大字今井は霞地区（後に今井地区）に属しました。
1969年（昭和44年）：ロッテ青梅球場（現在の青梅スタジアム）が開業。
1978年（昭和53年）：青梅市立今井小学校が開校。また、三ツ原土地区画整理事業により、今井一丁目〜五丁目が編成されました。
1996年（平成8年）：圏央道の鶴ヶ島ジャンクション〜青梅インターチェンジが開通。
2003年（平成15年）：圏央道の青梅インターチェンジ〜日の出インターチェンジが開通。
2017年（平成29年）：フォレオ青梅今井がオープン。
2018年（平成30年）：入間市内循環ワゴン「てぃーワゴン」が原今井に乗り入れ開始。
2021年（令和3年）：瑞穂町コミュニティバスが域内乗り入れ開始（停留所はなし）。

世帯数と人口

2018年1月1日現在、今井地区の世帯数と人口は以下の通りです。詳細な数値は省略します。

小・中学校の学区

今井地区の市立小・中学校の学区については、関連資料をご確認ください。

公共施設

警察: 青梅警察署今井駐在所
消防: 青梅市消防団第三分団（新町・今井地区）
市民センター: 今井市民センター
公園: 城の腰公園、城の腰西公園、水窪公園、七日市場公園、原今井公園、今井柳田運動公園、今井ふれあい公園、今井浮島児童遊園
下水道: 下水道中継ポンプ場
健康・福祉: 青梅市自立センター

主な医療機関

青梅今井病院
武蔵野台病院
青梅厚生病院

経済

商業施設: フォレオ青梅（ベルク、ヤマダデンキ、ツルハドラッグなど）、セブン-イレブン青梅インター店、ファミリーマート青梅インター店・青梅今井店、オリックスレンタカー青梅インター店
物流施設: JPロジスティクス青梅支店

学校教育

保育園: 今井保育園
小学校: 青梅市立今井小学校

社会教育

図書館: 今井図書館
運動施設: 青梅スタジアム、国立音楽大学体育合宿所、青梅フレンドシップゴルフ

交通

バス: 西武バス飯能営業所、西東京バス青梅営業所、立川バス福生営業所（瑞穂町コミュニティバスは経路上を通過のみ）
道路: 首都圏中央連絡自動車道（青梅インターチェンジ）、物見塚通り、東京都道44号瑞穂富岡線（岩蔵街道）

産地

東京狭山茶（東京狭山茶農業協同組合）

旧跡

今井城

社寺

神社: 今井稲荷神社、大東神社、浮島神社、三柱神社
寺院: 七国山薬王寺、七国山不動尊、正福寺、松寶寺

脚注

参考文献

* 青梅市史編さん委員会『増補改訂 青梅市史 下巻』1995年10月20日。

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