伊予上灘駅

伊予上灘駅（いよかみなだえき）

伊予上灘駅は、愛媛県伊予市双海町高岸に位置する四国旅客鉄道（JR四国）予讃線の駅です。駅番号はS08。「愛ある伊予灘線」の愛称区間に含まれており、風光明媚な伊予灘の景色を望める駅として知られています。かつては旧双海町の代表駅として、地域住民の足として利用されていました。

歴史

1932年（昭和7年）12月1日：鉄道省の駅として開業。
1971年（昭和46年）11月8日：貨物取扱を廃止。
1984年（昭和59年）2月1日：荷物扱いを廃止。
1987年（昭和62年）4月1日：国鉄分割民営化によりJR四国の駅となる。
1991年（平成3年）11月21日：伊予上灘 - 伊予白滝間CTC化に伴い無人駅化。
2014年（平成26年）3月15日：予讃線伊予市 - 伊予長浜 - 伊予大洲間の愛称が愛ある伊予灘線となる。

駅構造

相対式ホーム2面2線を有する地上駅です。ホーム間は構内踏切で連絡しており、跨線橋はありません。かつては直営駅でしたが、現在は無人駅となっています。自動券売機は設置されていません。

2015年3月末には、トイレが男女別および車椅子対応の水洗式に改修され、利用しやすくなりました。

のりば

かつては、一部の臨時急行列車が停車していました。

利用状況

1日の平均乗降人員は162人（2006年度）です。

駅周辺

駅周辺には、双海町の市街地が広がっており、徒歩約15分でアクセスできます。また、以下の観光スポットがあります。

灘町海水浴場
ふたみシーサイド公園
夕日のミュージアム
国道378号
ふたみ潮風ふれあい公園キャンプ場
伊予市立由並小学校

その他

1977年には、映画「男はつらいよ 寅次郎と殿様」のロケ地となりました。
駅名に旧国名の「伊予」を冠しているのは、開業当時、倉吉線に上灘駅（うわなだえき）が存在したためです。
観光列車「伊予灘ものがたり」の双海編では、当駅に停車し、ホームで特産品の販売が行われることがあります。また、運行当初より、地元住民の飼い犬や飼い猫がミニ駅舎で乗客を出迎えることがあり、その愛らしい姿が評判を呼びました。2019年7月には、JR四国により、これらの動物たちが「福駅長」に任命され、地域に愛される駅として、その魅力をさらに高めています。

隣の駅

四国旅客鉄道（JR四国）

■予讃線（愛ある伊予灘線）

高野川駅 (S07) - 伊予上灘駅 (S08) - 下灘駅 (S09)

脚注

関連項目

日本の鉄道駅一覧

外部リンク

* 伊予上灘駅 時刻表 (PDF)

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