住吉町 (新宿区)

住吉町（すみよしちょう）について

住吉町は、東京都新宿区に位置する町名で、丁番の設定がない単独の町名です。住居表示が実施済みの地域であり、新宿区の東部、牛込地域の西部に位置しています。

地理

住吉町の北西部は余丁町、北部は河田町、北東部は市谷仲之町、東部は片町、南部は荒木町、舟町、愛住町、西部は富久町、市谷台町にそれぞれ接しています。南端付近には靖国通りが通り、住吉町交差点では余丁町通りと靖国通りが合流します。この地域は主に住宅地として利用されており、特に曙橋駅周辺には高層の建物や商店が目立ちます。

「あけぼの橋通り商店街」は、かつてフジテレビが河田町にあった頃には「フジテレビ通り商店街」として親しまれていました。フジテレビがお台場に移転した後も、この商店街は地域住民に利用されています。

歴史

住吉町は、1952年までは「市谷谷町」と呼ばれていました。この名前は、市ヶ谷台と四谷の台地を隔てる谷状の地形に由来していましたが、「谷」の字が連続して誤記されやすいため、「住みよい町に」という願いを込めて「住吉町」に改称されました。この際、市谷の冠称が除かれた理由は明らかではありません。

沿革

1872年7月：市ヶ谷谷町、市ヶ谷安養寺門前、市ヶ谷三軒屋敷、武家地（市ヶ谷鍋釣町と呼ばれていた）、屋敷地が統合され、市ヶ谷谷町（後に市谷谷町）となりました。
1922年4月：市谷谷町の一部が分離し、市谷台町が誕生しました。
1952年1[[2月]]：市谷谷町から住吉町に改称されました。
1986年2月：市谷河田町に住居表示が実施され、住吉町の一部が編入されました。
1986年11月：住吉町に住居表示が実施され、従来の住吉町の町名と町域を踏襲しつつ、市谷富久町、舟町、片町の各一部を編入しました。

世帯数と人口

2023年1月1日現在、住吉町の世帯数は1,849世帯、人口は2,779人です。

学区

住吉町にお住まいの方が区立小・中学校に通う場合の学区は、2018年8月時点で以下の通りです。

（学校名は、必要に応じて追記してください。）

交通

住吉町を通る主な交通手段は以下の通りです。

鉄道：都営地下鉄曙橋駅（新宿線）
道路：東京都道302号新宿両国線（靖国通り）、東京都道302号新宿両国線（余丁町通り）

事業所

2021年の経済センサス調査によると、住吉町には332の事業所があり、従業員数は3,004人です。

その他

郵便番号：162-0065（集配局：牛込郵便局）
関連項目：住吉町 (曖昧さ回避)

外部リンク

新宿区
* 住吉町商工会（新宿区商店会連合会）


この情報が、住吉町について理解を深める一助となれば幸いです。

もう一度検索