住吉町 (鹿児島市)

鹿児島市住吉町について

鹿児島市住吉町（すみよしちょう）は、鹿児島市の中央部に位置する町です。かつては鹿児島城下町の一部であり、歴史的な変遷を経て現在の姿となっています。

地理

住吉町は、鹿児島市の中央部に位置し、北に泉町、南に南林寺町、海を隔てて城南町、西に堀江町、東に本港新町と隣接しています。町の中央を南北に鹿児島県道214号鹿児島港線が通っています。

かつて町域内には、九州初の青果・水産併設市場である鹿児島市中央卸売市場がありましたが、手狭になったため、水産部門は魚類市場として城南町へ、青果部門は青果市場として東開町へ移転しました。また、国鉄鹿児島臨港線（貨物線）が通っており、鹿児島港駅も所在していましたが、1984年に廃止されました。

歴史

市制施行以前

江戸時代の住吉町は、鹿児島城下の下町の一部でした。南は文政から天保年頃に埋め立てられた屋久島岸岐から、北は名山堀に至る地域に形成されました。

市制施行以後

1889年（明治22年）に鹿児島市が市制を施行した際、住吉町は鹿児島市の町名となりました。1963年（昭和38年）には住居表示が実施され、洲崎町の一部を編入し、町域の再編が行われました。

人口

2020年4月1日現在、住吉町の人口は379人、世帯数は251世帯です。

国勢調査

1995年以降の国勢調査による人口推移は以下の通りです。

施設

公共施設

鹿児島北社会保険事務所
住吉町公民館
日本海事検定協会

小・中学校の学区

住吉町にお住まいの方が市立小・中学校に通う場合の学区は以下の通りです。

小学校: データなし
中学校: データなし

交通

道路

一般県道
鹿児島県道214号鹿児島港線
市道
ボサド通り

参考資料

鹿児島市史編さん委員会『鹿児島市史Ⅱ』
「角川日本地名大辞典 ４６ 鹿児島県」

関連項目

住吉町 (曖昧さ回避)

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