佐々木健志

佐々木健志 (柔道家)

佐々木健志（ささき たけし、1996年7月16日 - ）は、島根県出雲市出身の日本の柔道家である。階級は81kg級。身長171cm、血液型はB型。段位は四段。右組みを得意とし、背負投や寝技を武器とする。

経歴

佐々木は、父親と兄の影響で3歳の時に浜田柔道教室で柔道を始めた。妹のちえ（78kg級で活躍）と弟も後に柔道を始めている。小学生時代は全国小学生学年別柔道大会に出場したが、予選リーグで敗退。出雲第一中学3年時には、全国中学校柔道大会の73kg級で5位入賞を果たした。

父親が柔道部を指導する平田高校に進学すると、1年時に全日本カデで3位に入賞。全国高校選手権では3回戦で敗れた。2年時も全日本カデで3位。その後、階級を81kg級に上げ、インターハイでは初戦敗退を喫したが、全国高校選手権では6試合を全て一本勝ちで制覇した。3年時にはインターハイで2回戦敗退するも、アジアジュニアでは優勝を果たした。

2015年に筑波大学に進学。2年時に全日本ジュニアで優勝を飾る。

3年時には、東アジア選手権でシニアの国際大会初優勝。優勝大会では3位に入賞。講道館杯では決勝で小原拳哉を腕挫十字固で破り優勝。グランドスラム・東京では3回戦で敗退。2018年のグランドスラム・パリでは初戦で敗れたが、グランドスラム・エカテリンブルグでは準決勝で世界3位のサイード・モラエイを内股で破るなどオール一本勝ちで決勝に進出。決勝では藤原崇太郎に敗れ2位となった。

4年時には、体重別で決勝で藤原を破り初優勝。アジア大会代表に選出される。グランプリ・フフホトでは、決勝でオリンピック金メダリストのハサン・ハルムルザエフを破り優勝。優勝大会では決勝で東海大学に敗れ2位。アジア大会では5位。グランドスラム・大阪ではオール一本勝ちで優勝。ワールドマスターズでも優勝を果たした。

2019年4月からは綜合警備保障に所属。体重別では3位。講道館杯でも3位。2020年の全日本選手権では、準決勝で太田彪雅に敗れたものの3位入賞を果たす。2021年の体重別ではオール一本勝ちで優勝。グランドスラム・パリでもオール一本勝ちで優勝。

2022年のアジア選手権では、個人戦と団体戦で優勝。グランドスラム・東京では5位。2023年の実業個人選手権では2位。2024年の実業団体2部ではチームの優勝に貢献。

国際柔道連盟（IJF）の世界ランキングは41位（24/6/3現在）。

戦績

73kg級

2011年 - 全国中学校柔道大会 5位
2012年 - 全日本カデ 3位
2013年 - 全日本カデ 3位

81kg級

2014年 - 全国高校選手権 優勝
2014年 - アジアジュニア 優勝
2016年 - ブレーメンジュニア国際 3位
2016年 - 全日本ジュニア 優勝
2017年 - 東アジア選手権 個人戦 優勝、団体戦 3位
2017年 - 優勝大会 3位
2017年 - 学生体重別 5位
2017年 - 講道館杯 優勝
2018年 - グランドスラム・エカテリンブルグ 2位
2018年 - 体重別 優勝
2018年 - グランプリ・フフホト 優勝
2018年 - 優勝大会 2位
2018年 - アジア大会 5位
2018年 - 体重別団体 2位
2018年 - グランドスラム・大阪 優勝
2018年 - ワールドマスターズ 優勝
2019年 - 体重別 3位
2019年 - 講道館杯 3位
2020年 - 全日本選手権 3位
2021年 - 体重別 優勝
2021年 - グランドスラム・パリ 優勝
2022年 - 体重別 3位
2022年 - アジア選手権 個人戦 優勝、団体戦 優勝
2022年 - グランドスラム・東京 5位
2023年 - 実業個人選手権 2位
2024年 - 実業団体2部　優勝

出典：JudoInside.com

外部リンク

佐々木健志 - JudoInside.com (英語)
佐々木健志 - 国際柔道連盟 (英語)
佐々木健志 - Alljudo (英語)
* 佐々木健志のボイスログ - stand.fm

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