佐世保中央駅

佐世保中央駅：四ヶ町アーケードの玄関口

佐世保中央駅は、長崎県佐世保市島瀬町に位置する、松浦鉄道西九州線の駅です。佐世保市の中心市街地、四ヶ町アーケードに近接しており、多くの買い物客で賑わっています。

駅名の由来と特徴

駅は、日本一長いアーケード街として知られる「さるくシティ4○3」の起点近くに位置することから、「日本一長い『さるくシティ4○3アーケード』の駅」という愛称が付けられています。この愛称からも分かる通り、佐世保中央駅はショッピングや観光の拠点として非常に便利な駅です。

歴史と変遷

佐世保中央駅が開業したのは1990年（平成2年）3月10日です。その後、2015年（平成27年）5月11日には、前述の愛称が正式に決定されました。開業以来、地域住民や観光客の利便性向上のため、様々な改修工事が行われてきました。2010年12月にはエレベーター設置と駅舎増築工事が開始され、2011年3月12日にはエレベーターが供用開始、駅事務室も移転しました。かつては自動券売機が設置されていましたが、故障を機に撤去され、現在は有人時間帯に窓口で乗車券を販売、それ以外は車内精算となっています。

駅構造と設備

佐世保中央駅は単式ホーム1面1線を有する高架駅です。直営駅として運営されており、有人時間は9時から18時まで。それ以外の時間は無人となり、トイレも閉鎖されます。列車の接近時には放送が流れます。以前はイオン佐世保店への連絡通路も存在していましたが、2022年2月28日に廃止され、現在は佐世保共済病院への直通連絡通路のみが利用可能です。

駅舎はややカーブしており、佐世保駅方面はすぐにトンネルに入ります。隣の駅である中佐世保駅まではわずか200mしか離れておらず、国道35号を挟んで位置しています。この短い駅間距離は、筑豊電気鉄道黒崎駅前～西黒崎間と並んで日本一短い区間として知られています。駅間が非常に短いため、発車直後に次の停車駅のアナウンスが流れるのも特徴です。

利用状況と周辺環境

佐世保中央駅の1日平均乗降人員は、年によって変動しますが、長崎県統計年鑑や佐世保市統計書を参照ください。駅周辺は四ヶ町アーケードがすぐ隣にあり、駅を出ればすぐにアーケード街へアクセスできます。買い物客にとっては、中佐世保駅よりも便利な立地と言えるでしょう。

隣の駅

まとめ

佐世保中央駅は、便利な立地と愛称が特徴的な駅です。四ヶ町アーケードへのアクセスも良く、佐世保市の中心部を代表する駅として、多くの利用客に親しまれています。今後ますますの発展が期待されます。

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