佐世保市消防局

佐世保市消防



佐世保市消防局は、長崎県佐世保市に所在する消防本部です。2022年現在、佐世保市とその周辺の2市5町を管轄区域としています。

所在地・アクセス



〒857-0056 長崎県佐世保市平瀬町9番地2

西肥バス「佐世保市総合医療センター入口」下車
西九州自動車道佐世保道路佐世保中央ICそば

周辺には佐世保市総合医療センター、自衛隊佐世保病院、海上自衛隊佐世保地方総監部などがあります。

管轄区域



佐世保市
西海市消防事務委託)
北松浦郡 佐々町小値賀町消防事務委託)
東彼杵郡 川棚町波佐見町、東彼杵町(消防事務委託)

組織



本部:総務課、警防課、防災対策課、指令課、予防課、消防訓練所
消防署:3署
出張所:13ヶ所

主力機械



2021年4月1日現在、消防車、救急車、はしご車などの消防局車両と、消防団車両を保有しています。

沿革



佐世保市消防は、明治27年に消防3組として発足しました。戦時下には警察の統括下に入り佐世保消防署が設置されましたが、太平洋戦争末期の佐世保空襲で甚大な被害を受けました。戦後、消防組織法の施行により警察から分離独立し、自治体消防として再出発しました。

明治35年(1902年):市制施行。「佐世保市消防組」として発足。
昭和18年(1943年):佐世保消防署を開設。官設の常備消防制度が始まる。
昭和23年(1948年):自治体消防制度の創設に伴い、佐世保市消防署発足。
昭和48年(1973年):広域市町村圏域を含めた体制になる。
昭和49年(1974年):米海軍佐世保基地司令官と消防相互応援協定締結。
昭和62年(1987年):3消防署に救助隊を配備。
平成元年(1989年):現庁舎が落成し移転。
平成7年(1995年):阪神淡路大震災に応援出場。
平成11年(1999年):台湾地震災害に国際消防救助隊を派遣。
平成17年(2005年):西海市の一部を長崎市消防局から移管。
平成22年(2010年):江迎町及び鹿町町の編入合併に伴い、旧両町域を松浦市消防本部から移管。
平成22年(2010年):中央消防署の救助工作車を高度救助資機材を搭載したIII型に更新。
平成23年(2011年):東日本大震災の被災地に緊急消防援助隊を派遣。
令和2年(2020年):豪雨による大規模地滑りが発生。令和2年7月豪雨により緊急消防援助隊を派遣。

不祥事



過去には職員による不祥事も発生しています。

2014年2月:男性消防士が上司からのパワハラを受け自殺。上司は懲戒処分
2019年12月:研修中の男性消防士が酒気帯び運転で摘発。

活動中のミス・事故



2018年には、救急活動中に救急救命士が薬剤の投与を誤る事案が発生しました。

関連項目



佐世保地域広域市町村圏組合

外部リンク



* 佐世保市消防

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