佐久田俊行

佐久田俊行：小柄なデスマッチファイター

佐久田俊行（さくだ としゆき、1991年8月25日 - ）は、沖縄県西原町出身のプロレスラー。身長155cm、体重82kgと、体格では決して恵まれてはいませんが、その体格からは想像もできないほどの激しいファイトスタイルで観客を魅了しています。

デスマッチファイターへの道

2014年8月6日にプロレスラーとしてデビュー。当初からデスマッチへの憧れを抱いており、大日本プロレス入団後、その希望を叶えデスマッチBJへと転向しました。

2016年7月31日、竹田誠志の欠場を機にデスマッチデビューを果たします。以降、伊東竜二とのタッグで最侠タッグリーグ戦に参戦、一騎当千にも出場するなど、デスマッチファイターとしての地位を確立していきました。

2020年10月8日には、同じく「3代目血みどろブラザーズ」のメンバーである植木嵩行とともに大日本プロレスを退団し、フリーとして新たな道を歩み始めました。

異色のキャラクター

佐久田俊行の最大の特徴は、その小柄な体格です。2019年時点では、日本で最も身長が低い男性レスラーとして知られています。しかし、リング上ではその体格を逆手に取ったアクロバティックな動きや、創造性あふれる凶器を用いた攻撃で観客を沸かせます。

ドラえもんをこよなく愛しており、コスチュームや凶器のデザインにドラえもんのカラーパターンを取り入れるなど、そのキャラクターは異彩を放っています。安全ピンを大量に貼り付けた「安全ピンボード」や、丸ノコを4枚並べた「人間切断機」など、独自のデスマッチアイテムを開発し、実戦投入していることからも、その創造性の高さが伺えます。

タイトル歴

大日本プロレスでは、横浜ショッピングストリート6人タッグ王座を4度獲得。パートナーは高橋匡哉と植木嵩行でした。

プロレスリングFREEDOMSでは、KING of FREEDOM WORLD TAG王座を2度獲得。パートナーは植木嵩行、後に最上九とタッグを組みました。

得意技

ファイアーバード・スプラッシュ
ライオンサルト
アラビアンプレス
サクラッチ
不知火
人間爆弾
串刺し式セントーン：椅子や凶器を利用したバリエーションも存在します。
逆打ち：野橋太郎と同型の技
魚串攻撃：金属製の串を相手の頬に突き刺す
人間切断機：丸ノコギリの刃を凶器として使用

入場テーマ曲

大日本プロレス所属時代：dwarf (佐久田俊行のテーマ)
フリー時代(2023年頃まで)：Chase the Light!(Fear, and Loathing in Las Vegas)
現在：異端者の悲しみ (人間椅子)

映画出演

狂猿（2021年、SPACE SHOWER FILMS）

佐久田俊行は、その小柄な体格からは想像もできないほどの激しいファイトスタイルと、ユニークなキャラクターで、多くのファンを魅了し続けています。今後の活躍にも目が離せません。

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