佐久間邦夫

佐久間邦夫

佐久間邦夫（さくま くにお、1951年12月23日 - ）は、日本の裁判官、公証人。

経歴

1976年に東北大学法学部を卒業後、旧司法試験に合格。裁判官としてのキャリアをスタートさせました。東京地方裁判所判事補、盛岡地方裁判所判事補、福岡地方裁判所判事を経て、最高裁判所事務総局総務局制度調査室長に就任。その後、東京地方裁判所判事、最高裁判所調査官、法務省司法試験考査委員（商法）を歴任し、名古屋高等裁判所判事、名古屋地方裁判所部総括判事、東京地方裁判所部総括判事、東京高等裁判所判事を務めました。

2010年には釧路地方裁判所所長、釧路家庭裁判所所長に就任。2011年には札幌地方裁判所所長に就任しました。2013年には東京高等裁判所部総括判事を務め、2014年に麻布公証役場公証人に転身。2015年からは専修大学法科大学院客員教授も務めました。また、日本公証法学会理事や東京公証人会理事も務め、法律実務と研究の両面で貢献しています。

裁判

佐久間が関わった裁判の一つに、浜友観光（現・浜友A.L.）等が、パチンコ店の出店予定地に隣接して図書館を建設した東京都国分寺市を相手取り、損害賠償を求めていた事件があります。この裁判で、国分寺市が約4億5千万円を支払う内容の和解が成立しました。

著書

* 『交通損害関係訴訟』（八木一洋と共編）青林書院 2009年、補訂版2013年

佐久間邦夫は、裁判官、公証人、研究者として、日本の法曹界に多大な貢献をしてきた人物です。その幅広い知識と経験は、多くの人々に影響を与え続けています。

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