佐賀県道・福岡県道15号佐賀八女線

佐賀県道・福岡県道15号佐賀八女線について

佐賀県道・福岡県道15号佐賀八女線は、佐賀県佐賀市から福岡県八女市へと至る主要地方道です。この路線は、佐賀県内では国道264号のバイパス的な役割を担っており、実際の路線は神埼市から始まります。一部区間では道幅が狭い場所もありますが、交通量は比較的多く、特に福岡県側では朝夕の通勤時間帯を中心に渋滞が発生しやすい状況です。

路線概要

• - 起点: 佐賀県佐賀市巨勢町大字牛島（構口交差点、国道264号上、佐賀県道51号佐賀脊振線起点）
• - 終点: 福岡県八女市本村（下福島交差点、福岡県道96号八女瀬高線交点）

この路線は、佐賀市、神埼市、久留米市、筑後市、八女市といった自治体を結び、地域住民の生活道路として重要な役割を担っています。

歴史

• - 1993年5月11日：建設省により、県道佐賀八女線が主要地方道に指定されました。
• - 2024年2月25日：大清橋の新橋（福岡県久留米市城島町大依 - 三潴町清松）が開通しました。これにより、地域の交通アクセスが向上しました。

路線状況

佐賀八女線は、以下の区間で他の道路と重複しています。

• - 国道264号: 佐賀県佐賀市巨勢町大字牛島・構口交差点（起点）から神埼市千代田町境原・東原の町交差点まで。
• - 佐賀県道48号佐賀外環状線: 神埼市千代田町境原・西原の町交差点から神埼市千代田町境原・東原の町交差点まで。
• - 佐賀県道211号市武諸富線: 神埼市千代田町崎村・冠者神社前交差点から神埼市千代田町渡瀬まで。
• - 国道385号旧道: 神埼市千代田町渡瀬から神埼市千代田町迎島・大野東交差点まで。

これらの重複区間では、複数の路線が同じ道路を通るため、交通状況に注意が必要です。

道路施設

この路線には、多くの橋梁が架かっています。主な橋梁は以下の通りです。

佐賀県

• - 新村橋（三間川、佐賀市、国道264号重複区間内）
• - 巨勢橋（巨勢川、佐賀市、国道264号重複区間内）
• - 道崎橋（焼原川、佐賀市、国道264号重複区間内）
• - 一里塚橋（焼原川、佐賀市、国道264号重複区間内）
• - 川崎橋（中地江川、神埼市）
• - 五反田橋（県営かん排徳富線水、神埼市）
• - 柴尾橋（城原川、神埼市）
• - 千歳橋（田手川、神埼市）
• - 次郎橋（鯰江川、神埼市）
• - 六五郎橋（筑後川、神埼市 - 福岡県久留米市）：延長450mの鋼トラス橋で、1951年（昭和26年）に完成しました。

福岡県

• - 大清橋（山ノ井川、久留米市）：2024年（令和6年）に新橋が完成しました。
• - 島の内橋（山ノ井川、八女市）

これらの橋梁は、地域間の移動を支える重要なインフラとなっています。

交通量

平成17年度の道路交通センサスによると、この路線は平日24時間において一定の交通量があります。特に福岡県側では、朝夕を中心に交通量が多く、渋滞が発生しやすいため、利用する際には注意が必要です。

地理

佐賀八女線は、以下の自治体を通過します。

佐賀県

• - 佐賀市
• - 神埼市

福岡県

• - 久留米市
• - 筑後市
• - 八女市

これらの地域を結び、地域住民の生活や経済活動を支えています。

交差する道路と鉄道

佐賀八女線は、様々な道路や鉄道と交差しています。

• - 交差する鉄道: 西鉄天神大牟田線、鹿児島本線、九州新幹線。

これらの交差により、地域内の交通網が形成されています。

沿線施設

この路線沿いには、以下の施設があります。

• - モラージュ佐賀
• - 神埼市立千代田西部小学校
• - 神埼市立千代田東部小学校
• - 久留米市立城島小学校
• - 福岡県立三潴高等学校
• - 西鉄天神大牟田線 犬塚駅
• - ゆめタウン八女

これらの施設は、地域住民の生活や教育、商業活動を支える重要な拠点となっています。


佐賀県道・福岡県道15号佐賀八女線は、地域住民にとって必要不可欠な生活道路であり、今後もその役割を果たし続けるでしょう。

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