保坂三蔵

保坂三蔵のプロフィール

保坂三蔵（ほさか さんぞう、1939年5月15日生まれ）は、日本の著名な政治家であり、さまざまな公職を歴任してきました。彼は経済産業副大臣（第2次小泉改造内閣）や参議院議員（2期）、東京都議会議員（6期）、台東区議会議員（1期）としての経験を持っています。

幼少期と教育

保坂は東京市、現在の東京都台東区で生まれました。彼の学歴は開成高等学校を経て、立教大学法学部法学科で学ぶことで形作られました。1962年に東京日産自動車販売株式会社に入社し、政治を志すその後の生活へと続く道を歩み始めます。

政治キャリアのスタート

1971年に台東区議会議員選挙に立候補し、見事初当選を果たしますが、1973年には任期の途中で辞職。続いて東京都議会議員選挙に立候補し、当選を果たします。この後、保坂は東京都議会議員として6期を連続して務めます。

参議院への道

彼の政治キャリアは上昇を続け、1995年には東京都選挙区から自由民主党の公認を受けて第17回参議院議員通常選挙に出馬し、見事当選を果たします。その後、1998年には小渕内閣で通商産業政務次官に任命。2001年には第19回参議院議員通常選挙で再選を果たします。さらに、2004年には第2次小泉改造内閣において経済産業副大臣に任命されました。

選挙の挑戦と挫折

2007年、第21回参議院議員通常選挙では再選を目指し出馬しますが、厳しい選挙戦の中で落選。その後、2010年には第22回参議院議員通常選挙に比例区での出馬を表明。しかし、70歳を超える為、党の原則により公認が難しい状況でしたが、特例として公認を受けますが、結果は落選という厳しさが続きました。

その後、2011年には統一地方選挙での台東区長選挙に出馬を決意。保坂は自民党の推薦候補として出馬しましたが、現職の吉住弘との熾烈な戦いの末に、吉住が3選を果たし、保坂は次点で落選しました。保坂はその後も政治活動に意欲を持ち続け、2014年には旭日重光章を受章しました。

政策と信念

保坂の政策の一つに、永住外国人に対する地方選挙権付与の賛成があります。東京日韓親善協会連合会の会長を務めていた際に、在日韓国人や永住者の選挙権付与について語ります。また、2010年における読売新聞のアンケートでは、選択的夫婦別姓制度について「どちらともいえない」と回答しています。

所属団体と著書

保坂は東日本実業団空手道連盟の第5代会長としても活動しており、地域社会への貢献にも努めています。著書も複数あり、特に「ハダカの新幹線―「高速時代と都市再生」のロマンを追う」や「東京上野の五百年」といった作品がその一部です。

家族

2017年には、息子の保坂真宏が東京都議会議員選挙に立候補することを受けて、自民党に離党届を提出しました。この経緯からも、保坂の家族と政治への関心が強く表れていることが伺えます。

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