備中箕島駅

備中箕島駅（びっちゅうみしまえき）

備中箕島駅は、岡山県岡山市南区箕島字濱前に位置する、西日本旅客鉄道（JR西日本）宇野線の駅です。この駅は、宇野方面へ向かう「宇野みなと線」と、本四備讃線に直通する「瀬戸大橋線」の双方の愛称区間に含まれています。

駅番号は宇野みなと線がJR-L05、瀬戸大橋線がJR-M05となっており、普通列車のみが停車します。

歴史

1939年（昭和14年）1月1日：宇野線の妹尾 - 早島間に新設開業。
1940年（昭和15年）1[[1月1日]]：営業休止。
1950年（昭和25年）11月14日：営業再開。
1987年（昭和62年）4月1日：国鉄分割民営化により、西日本旅客鉄道（JR西日本）の駅となる。
2007年（平成19年）
7月15日：ICOCA対応の簡易型自動改札機設置。
9月1日：ICカード「ICOCA」の利用が可能となる。
2008年（平成20年）10月：ホームのかさ上げ工事が完成。

駅構造

茶屋町方面に向かって右側に単式ホーム1面1線を有する地上駅です。棒線駅のため、岡山方面行きと四国方面行きの双方が同一ホームに発着します。2008年10月までにホームのかさ上げ工事が完了しています。

岡山駅が管理する無人駅で、駅舎はなく、直接ホームに入る形になっています。入口付近に乗車券回収箱が、待合所内に簡易型自動改札機が設置されていますが、トイレはありません。ICOCAが利用可能な駅で、相互利用可能なICカードについてはICOCAの項を参照してください。

利用状況

1日の平均乗車人員は以下の通りです。

（具体的な乗車人員データは省略）

駅周辺

駅前（ホーム側）には海母山正福寺という寺院があります。その周辺は住宅地となっており、工場もこちら側に設けられています。ホームの反対側は水田が大きく広がっていますが、民家が点在しています。駅付近には墓地があります。

岡山市南区役所妹尾地域センター
岡山西ふれあいセンター
岡山市立せのお病院
岡山市立箕島小学校
浅越製作所
アサゴエ工業
岡山県道21号岡山児島線 - 駅西側はバイパス、駅東側は現道

複線化工事に関して

瀬戸大橋高速鉄道保有により、当駅 - 久々原駅間の複線化工事が2006年の完成をめどに進められていましたが、環境アセスメントを盛り込まず計画したミスが見付かったため、複線化区間の使用開始は2009年1月25日と大幅に遅れることとなりました。当駅の西側（茶屋町方）と東側（岡山方）に岡山県道21号岡山児島線の跨線橋が設けられていますが、（複線化が考慮されていないため、）妹尾駅と当駅との間の複線化は困難となっています。複線区間自体も正確には当駅より茶屋町寄りからとなっており、当駅は単式ホームのままとなりました。これに伴い複線区間の分岐の前後に場内・出発信号機が設けられましたが、これはあくまで早島駅の設備であり、当駅付近から早島駅までは同駅の構内扱いとなります。

その他

ICOCAの使用履歴について、当駅は「備箕島」と表記されています。

隣の駅

西日本旅客鉄道（JR西日本）

宇野みなと線（宇野線）・瀬戸大橋線（本四備讃線直通）
■快速「マリンライナー」・■快速（岡山 - 茶屋町）：通過
■普通：妹尾駅 (JR-L04/JR-M04) - 備中箕島駅 (JR-L05/JR-M05) - 早島駅 (JR-L06/JR-M06)

外部リンク

* 備中箕島駅｜駅情報：JRおでかけネット - 西日本旅客鉄道

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