八代市立日奈久中学校

八代市立日奈久中学校

八代市立日奈久中学校（やつしろしりつ ひなぐちゅうがっこう）は、熊本県八代市竹之内町に位置する公立学校です。この中学校は学制改革によって1947年に創立され、1955年に現在の校名に改称されました。2022年には創立75周年を迎え、多くの歴史と伝統を持つ教育機関として地域住民から愛されています。

校訓と校章

この学校の校訓は「礼節・探求・鍛錬」であり、生徒たちが礼儀を重んじ、知識を深め、自己を鍛えることを目指しています。校章は旭日章を基にしており、中央には「中」の文字が配置されています。校歌は作詞を山口白陽、作曲を合谷春人が手がけ、歌詞の中には「日奈久」という名前が登場するなど、学校への愛着を感じさせる内容となっています。

学校の沿革

この学校の歴史は、当初の国民学校から新制中学校への移行から始まります。1947年4月22日に新制中学校としての必要性が高まり、「日奈久町立日奈久中学校」が設立されました。その後、1955年に八代市に統合され、「八代市立日奈久中学校」に改称されました。

1961年には第2校舎が完成し、さらに1968年には第3校舎が完成しました。1979年には鉄筋コンクリート造の新校舎が整備され、学校の機能が向上しました。2020年には豪雨災害により、八代市立坂本中学校が一時的に日奈久中学校に移転しました。近年では、2022年に学校情報化優良校に認定され、教育環境の整備にも力を入れています。

通学区域

八代市立日奈久中学校は、日奈久地区に複数の町を通学区域として設定しています。具体的には、日奈久新開町、大坪町、新田町、山下町、竹之内町、塩北町、塩南町、浜町、東町、中町、上西町、中西町、下西町、馬越町が含まれています。これらの地域の小学校は、八代市立日奈久小学校が指定されています。

交通アクセス

交通の便も良く、最寄りの鉄道駅は肥薩おれんじ鉄道線の「日奈久温泉駅」で、バスの場合は九州産交バスの「日奈久温泉駅前」停留所が最寄りとなります。また、周辺には国道3号や南九州西回り自動車道に接続する日奈久ICもあり、アクセスが便利です。

周辺環境

周辺には、八代市立日奈久小学校や日奈久温泉、ウインズ八代など、地域の生活や教育活動に欠かせない施設が多く存在しており、学校生活を支える環境が整っています。

このように、八代市立日奈久中学校は多くの生徒に教育の場を提供し、地域社会に根ざした活動を展開しています。

もう一度検索