福岡県道96号八女瀬高線

福岡県道96号八女瀬高線について

福岡県道96号八女瀬高線は、福岡県八女市を起点とし、みやま市に至る主要地方道です。この路線は、地域の交通ネットワークにおいて重要な役割を果たしており、生活道路としても利用されています。

路線概要

八女市納楚を起点とし、みやま市瀬高町小川を終点とするこの県道は、南西方向に斜めに進むルートをとっています。八女市内の区間は市街地を含み、筑後市内の区間は船小屋地区を中心に、2車線で整備されています。しかし、みやま市内の区間では、道幅が1.5車線程度と狭くなっている箇所があります。

筑後市の船小屋地区では、改良された迂回路と旧道が並行して存在し、どちらも県道96号として案内されています。これらの道路は、JR九州鹿児島本線・九州新幹線筑後船小屋駅と接続する福岡県道724号船小屋停車場線との交差点で再び合流します。

2013年5月には、国道442号八女筑後バイパスが開通したことに伴い、起点の道路区画が変更されました。また、筑後市の船小屋ルートを通るため、国道442号や国道209号の混雑を避けるための迂回路としても活用されています。

路線データ

起点: 福岡県八女市納楚（納楚交差点、国道3号交点、福岡県道795号湯辺田八女線終点）
終点: 福岡県みやま市瀬高町小川（金栗交差点、国道209号上、国道443号交点）

歴史

1993年5月11日：建設省により、県道八女瀬高線が主要地方道に指定。
2013年5月28日：国道442号八女筑後バイパスの開通に伴い、起点の道路区画が変更。当時の起点は八女市本村字平塚でしたが、現在の納楚に変更されました。
2020年3月31日：三軒屋交差点から御茶屋前交差点の旧道が廃止され、終点まで福岡県道89号瀬高久留米線と重複する経路に変更。
2020年4月21日：みやま市瀬高町上庄から恵比須町交差点で国道443号、恵比須町交差点から終点で国道209号と重複する経路が追加指定され、終点の位置が変更。

路線状況

重複区間

熊本県道・福岡県道4号玉名八女線（八女市本村・清水町交差点 - 八女市本村・おりなす八女入口交差点）
福岡県道793号柳瀬筑後線（筑後市大字新溝・八女IC入口交差点 - 筑後市大字新溝）
福岡県道724号船小屋停車場線（筑後市大字尾島 - 筑後市大字津島・筑後船小屋駅前交差点）
福岡県道721号船小屋停車場水田線（筑後市大字津島 地内）
福岡県道89号瀬高久留米線（みやま市瀬高町上庄・三軒屋前交差点 - みやま市瀬高町上庄）
国道443号（みやま市瀬高町上庄 - みやま市瀬高町下庄・恵比須町交差点）
国道209号（みやま市瀬高町下庄・恵比須町交差点 - みやま市瀬高町小川・金栗交差点（終点））

道路施設

橋梁

新長浜橋（花宗川、筑後市 - 八女市）
西境橋（筑後市）
昭和橋（筑後市）
瀬高橋（矢部川、みやま市、国道209号重複区間内）

地理

通過する自治体

八女市
筑後市
みやま市
柳川市

交差する道路

国道3号
国道209号
国道442号
国道443号
福岡県道4号玉名八女線
福岡県道89号瀬高久留米線
福岡県道721号船小屋停車場水田線
福岡県道724号船小屋停車場線
福岡県道793号柳瀬筑後線
福岡県道795号湯辺田八女線

交差する鉄道

九州新幹線
鹿児島本線

沿線施設

八女消防署
福岡県八女総合庁舎
八女郵便局
西鉄バス久留米八女支社
八女市役所
福島の街並み
八女市立福島小学校
旧筑後福島駅公園（矢部線跡）
福岡県立八女農業高等学校
八女市立西中学校
筑後市立古川小学校
船小屋郵便局
船小屋温泉
中の島公園
筑後市立水洗小学校
JR九州鹿児島本線・九州新幹線 筑後船小屋駅
筑後広域公園（矢部川、沖端川）
みやま市立本郷小学校
柳川市立中山小学校
中山の大藤
みやま市立上庄小学校
福岡県立山門高等学校
瀬高上庄郵便局
みやま市立瀬高中学校
みやま市役所

外部リンク

福岡県八女県土整備事務所
福岡県南筑後県土整備事務所

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