八戸バイパス

八戸バイパス

八戸バイパスは、青森県八戸市内を走る国道45号のバイパスです。このバイパスは、市内の交通渋滞の緩和と、沿道の環境改善を目的に建設されました。全長は13.5kmで、八戸北バイパスも含まれています。

概要

八戸バイパスは、当初は約10kmのバイパスとして計画されましたが、1999年に八戸北バイパス（約3.8km）が編入され、全体を「八戸バイパス」として4車線化事業が進められました。これにより、交通の円滑化が図られるとともに、地域住民の生活環境の向上が期待されています。

路線データ

八戸バイパスの主な路線データは以下の通りです。

起点: 青森県八戸市妙西ノ平（八戸南IC）
終点: 青森県八戸市市川町田ノ沢頭（八戸北IC）
延長: 13.52 km
規格: 第3種1級、第4種第1級
道路幅員: 25.0 m（一部30.0 m）
車線数: 4車線（一部6車線）
設計速度: 80 km/h

沿革

八戸バイパスの歴史は以下の通りです。

1965年: 事業化・用地買収に着手。
1969年: 工事開始。
1972年: 八戸バイパス全線が暫定2車線で供用開始。
1984年: 八戸北バイパスを含む全区間が暫定2車線で開通。
1999年: 八戸北バイパスの一部区間（約3.3 km）の事業を統合。
2006年:
8月29日: 一般国道45号改築工事（八戸バイパス）として、土地収用法の事業認定を申請。
12月8日: 同区間の土地収用法の事業認定。
2008年:
2月27日: 八戸市大字大久保地内の一部区間（900m）が4車線化。
3月27日: 八戸市大字妙地内の一部区間（950m）が4車線化。
2009年: 3月27日、八戸市大字妙地内の全線（300m）が4車線化し、全線4車線化が完了。

地理

八戸バイパスは、以下の道路と交差しています。

E45 八戸久慈自動車道（国道45号八戸南環状道路・八戸南道路） - 八戸南ICにて接続
青森県道251号妙売市線
青森県道29号八戸環状線
青森県道139号差波新井田線
八戸市道白銀沼館環状線
国道340号・青森県道1号八戸階上線
青森県道19号八戸百石線
国道104号
青森県道8号八戸野辺地線
E4A 八戸自動車道、E4A 百石道路 - 八戸北ICにて接続


また、八戸市市川町からおいらせ町の境界付近では、県道であるため正式な名称はないものの、「多賀台バイパス」と呼ばれることもあります。

関連情報

関連項目

東北地方の道路一覧
日本のバイパス道路一覧

外部リンク

国土交通省東北地方整備局青森河川国道事務所
青森県道路情報 定点観測カメラ
国道45号八戸市四本松付近のライブ画像

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