八戸市立長者中学校

八戸市立長者中学校

八戸市立長者中学校（略称：長者中）は、青森県八戸市大字沢里字休場に位置し、地域の公立中学校です。1961年に設立されて以来、数多くの生徒に教育を提供しています。当校は青森県の教育ニーズに応えるべく、設立当初から流行の先端を行くプログラムを取り入れ、生徒たちが多様な知識と技術を習得できる環境を整えています。

沿革

長者中学校の歴史は1961年4月1日に始まります。当初は八戸市立第一高等学校の校舎の一部を借りて開校し、4月7日には第1回の入学式が行われました。同年の8月20日には新校舎の第一次工事が完成し、学校は正式に移転しました。続く1962年には第二期工事が完了し、4月には他校からの生徒も受け入れ、初めて全学年がそろいました。

1963年には第三期工事が終わり、11月には校旗と校歌が制定され、学校のアイデンティティが確立されました。また、1964年には体育館が完成し、より充実した学校生活が送れるようになりました。1970年には創立10周年の記念式典を開催し、学校の発展を祝いました。

1991年には新校舎が完成し、さらなる学習環境の向上が図られました。その後も1994年に柔剣道場が新築され、1999年には文部大臣から研究開発学校の指定を受けました。2010年には創立50周年の記念式典が行われ、周年を祝うことができました。

2011年には4学期制を導入し、さらに2015年に3学期制へ移行しています。このように、長者中は常に教育の質を高める努力を続けています。

通学区域

長者中学校の通学区域は、八戸市立長者小学校および八戸市立図南小学校の地域をカバーしており、広範囲にわたる多くの町や地区から生徒が通っています。具体的な区域には、稲荷町、荒町、八坂町、泉町などが含まれています。このように地域密着型の学校として、地元の生徒に愛され続けている存在です。

著名な卒業生

長者中学校は多くの著名な卒業生を輩出しており、特にスポーツ分野での業績が注目されています。

• - 伊調馨: 2004年アテネ五輪から2016年リオ五輪までの4大会で、オリンピック女子レスリングにおいて4連覇を達成。
• - 伊調千春: 馨さんの姉であり、アテネ五輪と2008年北京五輪で2大会連続の銀メダル獲得。
• - 能瀬さやか: 産婦人科医として活躍し、国立スポーツ科学センターに所属。

このように長者中は、教育に力を入れつつ、スポーツや医療など多彩な分野での活躍を可能にする環境を整えています。今後も地域に貢献し続ける学校として、その役割を果たしていくことでしょう。

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