八王子インターチェンジ

八王子インターチェンジ (Hachioji Interchange)

八王子インターチェンジは、東京都八王子市に所在する中央自動車道のインターチェンジです。このインターチェンジは、都心方面への均一料金区間の起点となっている点が特徴で、料金所は複雑な構造をしています。また、周辺地域へのアクセス拠点としての役割も担っています。

構造

インターチェンジの構造は、下り線に国道16号八王子バイパス横浜方面専用の第1出口がある点が特徴的です。一方、上下線の入口と上り線の出口、そして下り線の第2出口は、国道16号本線に接続しており、実質的にこちらが主要なインターチェンジとしての役割を果たしています。

特筆すべき点として、当インターチェンジから高井戸インターチェンジの間は、非ETC車の場合、均一料金制が適用されます。そのため、上下線ともにインターチェンジの西側に八王子本線料金所が設置されています。下り線（甲府・小牧方面）については、この本線料金所が入口料金所としても機能しています。

各方面への料金と通行方法

下り線（大月・河口湖・甲府方面）
高井戸方面から大月方面へ向かう場合：本線料金所で通行券を受け取ります。
八王子入口から大月方面へ向かう場合：本線と合流後、本線料金所で通行券を受け取ります。
高井戸方面から八王子出口へ向かう場合：そのまま出口へ進みます。
上り線（高井戸・新宿方面）
大月方面から高井戸方面へ向かう場合：当インターチェンジまでの料金と均一料金を本線料金所で同時に支払います。
大月方面から八王子出口へ向かう場合：当インターチェンジまでの料金を出口料金所で支払います。
八王子入口から高井戸方面へ向かう場合：均一料金のみを入口料金所で支払います。この際、通行券は発行されません。

均一料金区間の終点であり、かつ小牧方面への入口は、本線に合流してすぐの八王子本線料金所がその役割を兼ねているため、高井戸方面からの出口や小牧方面の入口には料金精算機は設置されていません。

道路

E20 中央自動車道（5番、5-1番、5-2番）

料金所

料金所のブース数は以下の通りです。

八王子 - 河口湖・甲府・名古屋方面
ブース数：7
ETC専用：5
一般：2
八王子 - 高井戸・首都高速方面
ブース数：11
ETC専用：4
一般：7
中央道均一区間入口
ブース数：5
ETC専用：2
ETC・一般: 2
一般：1

連絡道路

下り線第1出口
国道16号八王子バイパス（相模原・横浜・横須賀・厚木方面）。八王子バイパス南行きと直結しており、昭島方面（北行き）へは出られません。
下り線第2出口、上り線出口、上下線入口
国道16号（東京環状）。インターチェンジの北東側では上下2車線に拡幅されていますが、南西の八王子市街地方面は1車線となり、朝夕や行楽シーズンには渋滞が発生しやすい状況です。
国道411号
国道16号左入橋交差点のすぐ北にある左入町交差点からアクセスできます。

歴史

1967年（昭和42年）12月15日：調布インターチェンジ - 八王子インターチェンジ間が開通し、供用開始。
1968年（昭和43年）12月20日：下り線相模湖方面が開通。
1979年（昭和54年）8月1日：高井戸インターチェンジ - 八王子インターチェンジ間の均一料金制導入に伴い、本線料金所を開設。
1991年（平成3年）3月31日：下り線第1出口が開通し、従来の出口が第2出口となる。
1996年（平成8年）3月28日：八王子市街方面からの入口ランプに、上り線新宿方面専用レーンが開通。

アクセス地域

由木地区を除く八王子市、昭島市、町田市北西部などの最寄りインターチェンジです。以前は国道411号経由で圏央道あきる野インターチェンジまで30分程度かかりましたが、新滝山街道の開通により10分程度に短縮されました。

周辺

八王子駅・京王[[八王子駅]]
八王子市役所
東京サマーランド
道の駅八王子滝山
杏林大学八王子キャンパス
創価大学
多摩川
八王子市立宇津木台小学校
八王子市立石川中学校

隣接するインターチェンジ

E20 中央自動車道

(4) 国立府中IC - 石川PA - (5, 5-1, 5-2) 八王子IC/TB - 元八王子BS - 元八王子IC（事業中）- (6) 八王子JCT - (7) 相模湖東出口（下り線出口のみ）- (8) 相模湖IC

関連事項

日本のインターチェンジ一覧
ひよどり山道路 - 当インターチェンジの真下付近をトンネルで通過します。

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