内浦純一

内浦 純一について

内浦純一（うちうら じゅんいち、1975年4月7日生まれ）は、日本の俳優であり、富山県富山市にルーツを持っています。彼の愛称は「うっちー」で、多様なメディアで活動しています。身長は177cm、血液型はB型です。

学歴と俳優の道

内浦は富山県立富山商業高等学校から神戸学院大学法学部を卒業しました。大学時代はテニスに注力し、インターハイに出場するほどの腕前でした。スポーツ推薦を受けて進学しましたが、1995年に神戸で発生した阪神淡路大震災を経験したことが、彼が俳優を目指す大きなきっかけとなりました。この出来事への思いを胸に、大学卒業後の1998年4月には仲代達矢の俳優養成所「無名塾」に入塾し、1300人の中から選ばれた8名の一人に仲間入りしました。

無名塾での訓練は厳しいもので、特に仲代からの指導は多くを学ぶ機会だったと言います。「役者修行は人間修行」と書き記し、観察する力の重要さを強調しています。1999年には無名塾公演『どん底』で初舞台を踏みました。

多彩な舞台・テレビでの活躍

無名塾卒業後、内浦はテレビ、舞台、ラジオ、執筆と、幅広い分野で活動を展開。2007年には「東京と富山での活動を夢に抱いている」と公言し、富山での仕事もライフワークと位置づけていました。2014年からは日穏-bion-（びおん）という団体に参加し、主演を務めました。2015年の舞台『明日花』は、メディアにも大きく取り上げられるほどの反響を呼びました。

内浦は、富山での公演にも積極的で、2015年からは地元での活動も増やしてきました。これまでの主な公演には『gift〜星空の向こうから』や『月の海』があり、東京と富山での活動の両立を図っています。

テレビドラマでも活躍し『麗わしき鬼』では重要な役柄を演じた他、『夏の秘密』では弁護士役で好評を得ました。彼自身が「舞台の魅力はその日その瞬間に出会える感動」と語り、観客に感動を届けるように心がけていることが伺えます。

プライベートと最新の活動

趣味はスノーボード、ボウリング、テニスで、地元富山の仲間とも交流を持っています。また、お笑いコンビ「ハイキングウォーキング」の松田洋昌とは高校の1年後輩であり、幼稚園も同じだったことが、彼にとって特別なエピソードの一つです。2017年にはスタッフ・ポイントからenchanteへと所属が変わりました。

2024年には新しい舞台『めぐる未来』に出演予定で、今後も多くの作品での彼の活躍が期待されています。内浦純一の俳優としての哲学や豊かな表現力は、これからも多くの人々に感動を伝え続けるでしょう。

もう一度検索