内田正良

内田正良

内田正良（うちだ まさよし）は、江戸時代中期に活躍した大名であり、下総小見川藩の第3代藩主を務めました。小見川藩内田家の6代目当主にあたります。

生涯

正良は享保15年（1730年）に、内田氏の分家である内田正記の次男として誕生しました。この分家は、内田正世の三男である正友を初代としており、父の正記は武蔵国多摩郡において500石を支配する旗本でした。当初、正良は同じく分家である内田正伝の養子となっていました。この家は内田正衆の三男である正長を初代とし、養父の正伝は常陸国鹿島郡などで1500石を領する旗本でした。

宝暦3年（1753年）5月26日、本家の藩主であった内田正美が若くして亡くなったため、正良は末期養子として迎えられ、家督を継承することとなりました。同年7月28日には、将軍徳川家重に謁見しました。同年12月18日には、従五位下主殿頭に叙任されました。宝暦8年（1758年）2月19日には大坂加番を任ぜられました。明和6年（1769年）8月19日には、近江守に改められました。天明2年（1782年）2月14日、長男の正純に家督を譲り、隠居しました。文化4年（1807年）10月12日に死去。享年78歳でした。

系譜

父母

実父: 内田正記
実母: 窪田忠種の娘
養父: 内田正伝
養父: 内田正美

正室

伊東長丘の娘

子女

内田正純（長男）：生母は正室
馬場正賀
川勝広品（三男）：生母は正室
依田堯道
夏目為毅室

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