伊東長丘

伊東長丘（いとう ながおか）は、備中国岡田藩の第6代藩主です。

生涯

幼名は熊之助、通称は内膳、主税でした。宝永5年（1705年）3月28日に、将軍徳川綱吉にお目見えしています。享保8年（1723年）3月5日、父である第5代藩主・伊東長救の隠居により家督を継ぎました。同年12月18日には、従五位下伊豆守に叙任されています。

享保14年（1729年）4月12日には、ベトナムから日本に渡来した象（広南従四位白象）が領内を通行し、川辺に滞在しました。長丘は藪の中からその象を見物したと記録されています。

宝暦13年（1763年）9月16日に、家督を三男である伊東長詮に譲り、隠居しました。隠居後は浄久と号しました。天明2年（1782年）10月10日に死去。享年86歳でした。

系譜

父：伊東長救（1662年 - 1745年）
母：堀田氏
正室：大久保教寛の娘
継室：本多助芳の娘
三男：伊東長詮（1736年 - 1778年）
生母不明の子女：
五男：石河貞通
女子：木下俊徳正室
女子：内田正良正室
女子：三枝守恭継室
女子：松平康休継室
女子：三枝守恭継々室
* 女子：永見為糾正室

もう一度検索