内藤政業

内藤政業（ないとう まさのぶ）は、江戸時代中期の大名であり、陸奥国湯長谷藩の第5代藩主を務めました。官位は従五位下・播磨守。

略歴

元文5年（1740年）に、第4代藩主・内藤政醇の長男として誕生しました。しかし、寛保元年（1741年）に父が死去したため、わずか2歳で家督を相続することとなりました。宝暦5年（1755年）11月には徳川家重に御目見えし、宝暦6年（1756年）12月には従五位下・播磨守に叙任されました。

正室や実子がいなかったため、宝暦11年（1761年）11月14日に徳川宗直の六男である内藤貞幹を養子に迎え、家督を譲って隠居しました。若くして隠居した理由は定かではありません。

文化8年（1811年）3月29日に死去しました。ただし、明和6年（1769年）に死去したという説も存在します。

系譜

父: 内藤政醇（第4代湯長谷藩主）
母: 黒田直邦の娘
* 養子: 内藤貞幹（徳川宗直の六男）

内藤政業は、幼くして藩主となったものの、その治世は短く、謎に包まれた部分も多い人物です。

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