加住町

加住町（かすみまち）は、東京都八王子市の北東部に位置する地域で、加住町一丁目と加住町二丁目から構成されています。この地域は住居表示が実施されておらず、郵便番号は192-0004で、八王子郵便局が管轄しています。

地理

加住町は、八王子市の北東部に位置し、起伏に富んだ地形が特徴です。町の中心部を谷地川が東南方向に流れ、その北岸には滝山街道が通っています。一丁目は加住北丘陵にかけて広がり、二丁目は加住南丘陵地帯に位置し、大沢川が東北方向に流れています。加住町は、東で丹木町、南で谷野町、南西で犬目町、西で宮下町、北で高月町と隣接しています。

河川

加住町には以下の河川が流れています。

谷地川：町の中央部を東南に流れる。
大沢川：二丁目の南丘陵地帯を東北に流れる。

歴史

加住町の歴史は、明治初期にまで遡ります。

明治初期: 「旧高旧領取調帳」によると、現在の加住町には留所村と大沢村が存在していました。
1878年（明治11年）: 郡区町村編制法が神奈川県で施行され、南[[多摩郡]]が発足。この際、もう一つの大沢村（現在の八王子市南大沢）と区別するため、北大沢村に改称しました。
1889年（明治22年）: 町村制の施行により、留所村、北大沢村を含む13の村が合併し、神奈川県南[[多摩郡]]加住村が成立。旧留所村域は加住村の大字留所、旧北大沢村域は加住村の大字北大沢となりました。
1893年（明治26年）: 南[[多摩郡]]が東京府に編入されました。
1943年（昭和18年）: 東京都制が施行されました。
1955年（昭和30年）: 加住村が八王子市に編入されました。
1956年（昭和31年）: 旧加住村大字留所の地域が八王子市加住町一丁目、旧加住村大字北大沢の地域が八王子市加住町二丁目となりました。

世帯数と人口

2017年（平成29年）12月31日現在の世帯数と人口に関する詳細なデータは、参考文献を確認してください。

小・中学校の学区

加住町内の小・中学校の学区については、八王子市の教育委員会が定めています。

交通

バス

加住町内には以下のバス停があります。西東京バスが運行しています。

滝山城址下
農協前
加住小学校

道路

加住町を通る主な道路は以下の通りです。

国道411号（滝山街道）
東京都道166号瑞穂あきる野八王子線
東京都道169号淵上日野線（新滝山街道）
東京都道186号高月楢原線

施設

教育

八王子市立加住小学校

商業

八王子市農業協同組合加住支店

参考文献

八王子事典の会 『八王子事典』 かたくら書店

外部リンク

八王子市

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