匂艶 THE NIGHT CLUB

「匂艶 THE NIGHT CLUB」



概要


「匂艶 THE NIGHT CLUB」は、サザンオールスターズが1982年5月21日にリリースした15枚目のシングルです。この楽曲は、前作「チャコの海岸物語」から約4ヵ月後に発売され、もともとは7インチレコードとして登場しました。その後、1988年と1998年には8cmCDとして、また2005年には12cmCDとして再発売され、さらに2014年からはダウンロード配信、2019年からはストリーミング配信も行われるようになりました。

内容


楽曲自体は8分7秒の収録時間を持ち、タイトル曲「匂艶 THE NIGHT CLUB」は4分9秒の長さです。作詞・作曲は桑田佳祐が担当し、バンド自身による編曲が施されています。この曲はラテンのリズムを取り入れたアップテンポなナンバーで、ストリングスやブラスセクション、コーラスなど、さまざまな音が重なり合って演出されています。

「匂艶」という言葉の意味は、香りと艶やかさを持つ女性を指し、後のアルバム『Young Love』に収録された「Moon Light Lover」でも引用されています。興味深いことに、バンドのゴールデンボンバーのボーカルである鬼龍院翔は、「女々しくて」の制作時にこの楽曲のアレンジを参考にしたというエピソードがあります。

もう一つの収録曲である「走れ!! トーキョー・タウン」は3分57秒の長さで、同じく桑田佳祐が作詞・作曲を手掛け、サザンオールスターズによって編曲されました。この曲は日産自動車の『パルサー』のCMソングとしてタイアップされており、歌詞にも製品名が含まれています。

参加ミュージシャン


このシングルには、以下のメンバーが参加しています。

輸送メディア


この作品は、1983年1月26日に発売されたVHSとβの映像作品にも収録されています。この映像作品には、「チャコの海岸物語」や「いとしのエリー」などの楽曲も含まれています。

まとめ


「匂艶 THE NIGHT CLUB」は、サザンオールスターズの魅力を存分に引き出した楽曲であり、ラテンテイストのリズムや踊りたくなるビートが特徴的です。その背景やアレンジ、参加ミュージシャンに注目すると、より深くこの名曲を楽しむことができます。

もう一度検索

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。