北京地下鉄10号線

北京地下鉄10号線

北京地下鉄10号線は、北京市を走る北京市地鉄運営の地下鉄路線です。ラインカラーは水色で、環状運転を行っています。

概要

2008年の北京オリンピックに合わせて整備された路線の一つで、2号線の外側を走る環状線として機能しています。2012年12月30日に区間延伸されてからは、北京地下鉄で最長の路線となりました。

2013年5月5日に全線が開通し、環状運転を開始しました。全線が地下にある環状路線としては、当時世界最長の路線でした（現在はモスクワ地下鉄大環状線が最長です）。

路線データ

路線距離：57.1 km
軌間：1,435 mm
駅数：45駅（起終点駅含む）
複線区間：全線
電化区間：全線（直流 750 V 第三軌条方式）
最高速度：80 km/h
地上区間：なし（入出庫線を除く）
走行方向：右側通行

沿革

2004年3月：着工
2008年7月19日：巴溝駅 - 勁松駅間開通
2012年12月30日：西局駅 - 巴溝駅間、勁松駅 - 首経貿駅間開通
2013年5月5日：首経貿駅 - 西局駅間開業、全通

使用車両

DKZ15型電車

2007年に生産された6両編成の電車です。先頭車両は空色をメインカラーとし、赤い「北京」の文字が塗装されています。側面は銀色で塗装され、車両の両側には北京オリンピックのマークがあります。8号線の列車が運用を開始する前に、一部の列車は8号線で運行されました。

DKZ34型電車

DKZ34型1次車と2次車は、それぞれ2011年と2013年に生産されました。外観はDKZ15型と同じですが、先頭車両の両側には北京オリンピックのマークがありません。また、これらの車両の両端における「北京」の塗装は白色です。

関連項目

* 中華人民共和国の鉄道

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